宝塚大学

合格体験記

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合格者インタビュー 2023

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  • 将来この努力が人生の花道を飾ってくれる、と信じ続け努力をしてください。

    \Profile/  阪井 裕向  (一般選抜第2期) 合格 Sakai Hiromu

    学部・学科
    看護学部 看護学科
    学年
    1年次生
    出身校
    大阪府・大阪明星学園 明星高等学校
なぜ看護師を目指そうと思いましたか?宝塚大学 看護学部を選んだ理由は?
僕が看護師を目指そうと思った理由は2つあります。
1つ目は、高校2年生のときに日本ユニセフ協会のCMを見て、胸が締め付けられるような思いがしたからです。CMでは紛争地域から逃れてきた子供たちの“まともな食糧も医療も受けられずに涙ながらに必死で訴えている姿”が放映されていました。このCMを見て衝撃を受け、悲惨な目にあっている子供たちのために何かしてあげたいという思いに駆られました。そこで辿り着いた答えが看護師となって腕を磨き、発展途上国に医療ボランティアとして出向き、救うことができる尊い命を1つでも多く救いたいということでした。
2つ目は、人との関わりが好きで、困っている人がいると助けたいという気持ちが自然と湧き上がってくるからです。また、その奉仕をすることで実は自分のほうが喜びや幸せをいただいていることにも気づいています。以上から私は看護師を目指しています。
宝塚大学看護学部を選んだ理由は、自宅から通いやすく駅からも近いからです。また看護学部は遠い場所にある病院に実習に行く機会がある大学もあるのですが宝塚大学ではそこまで遠くはない病院に実習をしに行き、レポートを書く時間が多くとれることも魅力だと考えています。そして、宝塚大学は「芸術と看護」の大学で、芸術と看護の関係について興味が湧いたことも選ばせていただいた理由です。
学科試験や小論文、グループ討論などの受験対策は具体的にどのようなことをしましたか?
僕は後期を受けたのでグループ討論については勉強していないのですが、大学の友達によると電話で高校の友達に討論で扱われる内容を伝え、少しだけ話し合ったみたいです。受験当日はその場の勢いで乗り切ったと言っていました。筆記試験についてはひたすら過去問を解くことが重要です。大学によって出てくる問題の傾向が違うので宝塚大学に受かりたいのなら宝塚大学の問題の傾向に慣れることが大切だと思います。だから過去問を一回やって満足するのではなく、何回もやって満点に近づけていってください。
実際、本学を受験した時の感触(手ごたえ)はどう感じましたか?
正直あまり手応えはありませんでした。英語が全然できた気がしなかったので。合否がわかるまで挙動不審でした。ただ、受験前に大学の過去問を問いたら合格点に達していたことを思い出して気分を落ち着かせていました。
受験勉強中に苦労したことはありますか?
学校から家に帰ってくると眠くなって中々勉強に集中できませんでした。そういう時は腕立て伏せや腹筋などの短時間でできる筋トレをして眠気を覚ましていました。それでもに眠い時は、早く寝て次の日に全力を出すようにしていました。また、僕はテレビを見ることが好きなので日曜日などはリビングになるべく行かないようにしていました。勉強のやる気が起こらないときは行きたい大学のホームページを見て「僕は絶対にこの大学に入ってやるんだ」って思ってやる気を起こしていました。
勉強に行き詰ったときのリフレッシュ方法、体調管理など気をつけたことは何ですか?
いつもやっていたリフレッシュ方法は、僕はホラーが好きなので短編ホラー小説の動画をYouTubeで2倍速でみることです。2倍速で見ると10分くらいで終わるので2時間くらいぶっ通しで勉強したら見てもいいんじゃないかと思います。あとは1時間のランニングくらい。受験は体力勝負です。最終的には体力がある人が勝つので体力はつけておいた方がいいです。
学校行事やクラブとの両立はどうしていましたか?
僕は体育大会でクラスごとに旗に絵を描く係になっていたり、文化祭の時はクラスで出し物をすることになり看板を作ったりしていました。こういう学校行事に参加するときは行事に力を入れすぎずに勉強をする、みたいな。生活の軸は勉強にあって息抜きとして絵を描いたり看板を作っていたりしていました。
受験生のみなさんへメッセージをお願いします。
努力が受験時に必ず実るとは限りません。だから努力はしない、それは違います。
努力というのは色々な可能性を秘めた種です。種をまき続け、水を毎日あげればいつか花は開いてくれます。めいいっぱい努力をして受験に失敗しても構わないと思います。その努力は色々な方向で活躍し、人生の中で生き続けます。もし今人生の分岐点と言っても過言ではない時期に努力をしなければ一生後悔します。今は、将来この努力が人生の花道を飾ってくれる、と信じ続け努力をしてください。
そして家族や友人たちから心の底から「おめでとう」と言ってもらえるように。言ってもらえて嬉しく思えるように。僕やみなさんの家族や友人はみなさんの味方です。辛かったり、苦しかったりしたら家族や友人に相談してください。絶対に力になってくれます。
僕はみなさんが明るい未来が待っていることを、綺麗な花が咲くことを強く願っています。まずは、目先にある目標に向かって頑張ってください。応援しています!がんばれ!