助産学専攻科
本専攻科では、周産期医療に関する知識・技術はもちろん、思春期の性教育から更年期の健康支援まで、女性のライフステージを幅広く支援できる地域母子保健のスペシャリストとしての助産師を養成しています。
助産学専攻科の特長
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梅田に近い
助産学専攻科は、看護学部と同じ大阪梅田キャンパスにあり、毎日の通学はもちろん、卒業後にも大学図書館を利用したり教員に仕事の相談に訪れたりととても利便性に富んだ環境です。また、都市型大学として都市の健康問題を考える「アーバンヘルス特論」も大変人気の講義です。
カリキュラム・実習について -
教職員に近い
本専攻科は、定員10名に対し、専任教員が3名配置されており、教員のフォローがきめ細やかに行き届く環境です。
特長ある授業
学生の履修状況を把握するとともに、定期的に行う国家試験模試では、毎回の結果踏まえて個別対策を実施しています。 -
夢に近い
少人数制を生かし、助産師として必要な会陰縫合術や新生児蘇生法などの技術を徹底して修得できるだけでなく、アタッチメント・ヨガインストラクターなどの資格も取得可能。
入試情報(2023年度入試概要)
幅広い知識と技術を修得することで地域母子保健のスペシャリストとして活躍できます。
取得できる資格
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助産師国家試験受験資格
修了要件単位をすべて収めることにより、受験資格が与えられます。
2019年度国家試験合格率 100%受胎調節実地指導員※
受胎調節とは、生まれてくる全ての子どもや家族が幸せに暮らすために、計画的に妊娠や出産を考え行動することです。家族計画の意義や目的、女性の人権、セクシャリティ、不妊、避妊、人工妊娠中絶、性感染症などリプロダクティブ・ヘルス全般に関する知識と技術を習得し、受胎調節の実地指導を行うことができます。
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新生児蘇生法「専門(A)」コース※
出生時を中心とした新生児を対象とする蘇生法で、本学では、気管挿管や薬物投与までを含めた「専門(A)」コースを必修科目内で受講し、取得することができます。
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アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクター
ベビーマッサージ教室を運営できるインストラクターの資格が取得できます。
授業では、母と子のアタッチメント(愛着関係)の重要性を発達心理学という学問の視点から学び、実際の運営方法も修得します -
アタッチメント・ヨガインストラクター
妊産婦と生後6か月までの母子のために、(一社)日本アタッチメント育児協会が、専門家と一緒に独自で作ったヨガ教室運営のインストラクター資格が取得できます。母子が1つになって行うスタイルのヨガであり、母性の発達や精神的健康を促進することが期待できます。
※申請資格
学費に関する支援制度
本学を受験していただく方へ、下記のような支援制度があります。
「専門実践教育訓練給付金制度」
教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たす在職者、または在職者だった方が、厚生労働大臣が指定する専門実践教育訓練を受講し終了した場合、受講者が支払った教育訓練経費のうち、50%をハローワークから支給する制度です(上限40万円)。
さらに、資格を取得し受講終了日の翌日から起算して1年以内に、雇用保険の一般被保険者として雇用された又は雇用されている場合には20%が追加支給されます(合計70%、年間上限56万円)。
※ご自身の支給要件期間に関しては、ご自宅の住所を管轄するハローワーク(公共職業安定所)に照会してください。
「宝塚大学卒業生入学金免除制度」
本学の卒業生が、助産学専攻科に入学した場合、入学金15万円が免除になる制度です。現在、看護師として働かれている方にも適用されます。