宝塚大学

看護学部

進路・就職

就職支援

早い段階から、なりたい看護師像をイメージする

将来の看護師像や働きたい病院を自発的に見いだす力を引き出すため、4年間を通じて、計画的にキャリアデザインを進めていきます。1年次でなりたい看護師像をイメージし、2年次では、実習での学びを活かし、それを遂げるための具体的な行動計画を考えていきます。3・4年次の就職活動に向けての病院関連施設探しや社会人基礎力アップへとつなげていきます。

自分に合った病院を見極める力をつける

就職活動が本格化する前に該当年次の学生全員と面談し、希望進路について聞き取りを行います。その上で、就職活動時に一人ひとりに適した面接試験対策を講じます。看護師をめざす学生にとって重要なのは、自分の看護職者としての強みに気づき、他者との関係性が築けることと、自分に合った進路を見極める力です。看護職の活躍の場にネットワークを持ち、学生のこともよく知る教職員が学生と病院関連施設双方の特性を踏まえて一人ひとりの相談に乗ることで、最適な就職の実現を図ります。

卒業生の就活履歴や就職後の状況も公開

卒業生の情報も就職活動の強い味方です。キャリアデザインの講義は、卒業生や実習施設の看護師を招き、生きた情報に接する機会も設けています。また、立地のよい本学には卒業生の来校が頻繁にあり、先輩からのアドバイスを仰ぐチャンスが数多くあります。そして卒業後も大学と就職先である臨床現場とのつながりが途切れることのないようシャトル研修(往環型研修)にも取り組んでいます。

卒業生の就活履歴や就職後の状況も公開

進路・就職率

2022年度実績

100%(※就職率は、卒業生のうち国家試験不合格者、進学者、就職意志のない者を除く。)

主な就職先(内定先含む)

大阪府 医誠会病院/大阪医科薬科大学病院/大阪急性期・総合医療センター/大阪暁明館病院/大阪国際がんセンター/大阪市立総合医療センター/大阪赤十字病院/大阪脳神経外科病院/大阪府済生会茨木病院/大阪府済生会中津病院/大阪大学医学部附属病院/大阪母子医療センター/大野記念病院/関西医科大学附属病院/関西電力病院/北野病院/協和会病院/近畿大学病院/国立循環器病研究センター/堺市立総合医療センター/市立東大阪医療センター/多根総合病院/日本生命病院/阪和病院/北摂総合病院/星ヶ丘医療センター/八尾こころのホスピタル/淀川キリスト教病院
兵庫県 有馬病院/関西ろうさい病院/川西市立総合医療センター/神戸市立医療センター中央市民病院/神戸赤十字病院/神戸大学医学部附属病院/神戸マリナーズ厚生会病院/笹生病院/神鋼記念病院/市立伊丹病院/兵庫医科大学病院/兵庫県立尼崎総合医療センター/兵庫県立こども病院/ベリタス病院/三菱神戸病院
京都府 宇治おうばく病院/京都大学医学部附属病院/京都府立医科大学附属病院
滋賀県 滋賀医科大学医学部附属病院/淡海医療センター
和歌山県 和歌山ろうさい病院/和歌山県立医科大学附属病院 紀北分院
東京都 東京医療センター/東京北医療センター/東京都済生会中央病院/東邦大学医療センター大森病院
進学 宝塚大学 助産学専攻科

国家試験対策

1年次から模擬試験と対策講座を実施。ワークブックも活用して知識の定着を図り、早期より国家試験を意識した学びを展開しています。大学内外の講師による対策講座では、出題傾向や重点ポイントなどの受験テクニックも伝授。他にも領域別の対策講座や、弱点克服の特別対策講座も開講。e-Laerningでの過去問題の配信も行っています。また、チューターとの面談で各学生の理解度や意欲を把握し、保護者とも連携して、最適な学習法を個別に指導。近年は、読解力や思考力を問われる問題が多いため、複数の業者を利用しての模擬試験で多彩な問題に挑戦し、問題への対応力も強化しています。国家試験対策に対する学生の満足度は97%を超えています。(2022年2月調査)

4年間のスケジュール

4年間のスケジュール

国家試験合格率(2022年度新卒)

看護師 助産師
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
101 89 88.1% 9 8 89%

初年次教育

初年次教育とは、大学生としての基礎的な能力を身につける学習サポートのことです。 本学では、入学前教育として看護学を学ぶための基礎的な学力・知識を身につけ、大学における学びをスムーズに適応できるよう事前課題を課すとともに、本学の特長である「看護と芸術」について理解を深めるための学習会を開催しています。 また、入学後にはキャリア教育を必修科目に設け、将来看護師となるうえで自分のビジョンがもてるようサポートしています。 まず、1年次の「キャリア教育Ⅰ」では、看護学部生としての基礎的な能力を総合的に身につけ、持続的に学び続ける姿勢を育みます。また「看護と芸術」をより深く理解するための講義を取り入れるなど本学独自のプログラムを作り、本学で学ぶ意義を見つけていきます。さらに2年次の「キャリア教育Ⅱ」では、フィールドワークを通して地域社会にある看護師へのニーズをつかみ、自らのキャリアにつなげていく学びを展開しています。

初年次教育