教養科目(単位認定科目)「異文化体験(北京)」を実施しました
2025年9月7日(日)から14日(日)、本学学生が中国・北京で教養科目(単位認定科目)「異文化体験」を行いました。「異文化体験」は実際の海外研修を通じて、文化の多様性や価値観の違いを学び、異文化間での円滑なコミュニケーション能力を育成することを目的とした科目です。2025年度の「異文化体験」では中国伝媒大学での研修やフィールドワークを通じて、中国語やメディア芸術の歴史、中国文化を学びました。
北京訪問中は王府井や南鑼鼓巷など街を散策、天壇公園や故宮博物院、万里の長城といった世界遺産の訪問を通じて、北京の文化や歴史に触れました。また、中国伝媒大学で行った研修では、中国アニメーションの歴史や生成AIの考え方について講義を受けたほか、学生たちは現地大学生とグループを組み、AIを活用した映像作品制作に挑戦。言語や文化の壁を越えた友情を育みました。フィールドワークでは「中国におけるマンガ作品の調査」「コスプレ文化の実態調査」など学生それぞれが設定したテーマをもとに調査研究を行いました。
参加学生からは、「AIによる表現の可能性に驚いた」「現地の学生と友人になれたことが印象的」「本場の中華料理を通じて文化を実感した」といった感想が寄せられています。
渡邉哲意学部長は「今回の体験は学生たちの成長につながる大きな力。今後も国際的な学びの場を提供していきたい」、引率した李春国際センター長は「短期間でも学生は積極的に学び、多くの成果を得ました。現地学生との交流で新たな視点を得たことが大きな成長です」と総括しました。
本学は、これからも世界とつながる多彩な学びの機会を創出していきます。
■関連ニュース
中国伝媒大学と学術交流プログラム実施しました
https://www.takara-univ.ac.jp/tokyo/news/2025/09/0903news.html
中国伝媒大学と学術交流覚書を締結
https://www.takara-univ.ac.jp/tokyo/news/2024/04/0416news.html