宝塚大学

東京メディア芸術学部

教員紹介

渡邉 哲意 教授

メディアデザイン分野

渡邉 哲意教授

TETSUI WATANABE

担当科目

表 現 実 践 Ⅰ・Ⅱ /卒 業 研 究 Ⅰ・Ⅱ

PROFILE

宝塚造形芸術大学( 現:宝 塚 大 学 )大 学 院 メディア・造 形 研 究 科 博 士課程修了。博 士(芸術学)。京都高台寺 春の特別拝観ライトアップ 演出映像 他

-MESSAGE01

コンテンツを世に求められる形で表現する力を学んでほしい

宝塚造形芸術大学(現:宝塚大学)の大学院で博士号を取り専任講師をしていた時に、東京メディア芸術学部が新設されることになり転勤し、それ以来この東京新宿キャンパスで教えています。当初は、全ての学生を対象に、デザインの基礎や、デザイン作成に必要なコンピュータの操作方法など、クリエイターになるために共通して必要な授業を担当していました。
教え始めて数年が経った頃、学生が就職する時に気づいたことがありました。「好き」を職業にしたくて入学してきた皆さんが描く将来は、「絵が描ければ」「マンガ家になれれば」という気持ちが強いのですが、マンガやイラストが上手いというだけでは就職は困難です。なぜなら、マンガやイラストなどのコンテンツは、それ単体では世の中に流通することが難しいからです。「社会はどんなデザインを求めているのか」「どんな形で解決できるのか」「どんなメディアが最適か」ということをリサーチし、それに応えて「創ります」と手を挙げ、作品を制作する。そういう視点が必要だということを痛感し、アイデアをデザインとして成立させるための考え方と表現力を磨くための「コンテンツデザイン」という授業を増やしました。それが現在の「メディアデザイン」分野へと発展しています。

渡邉 哲意 教授

-MESSAGE02

学生と一緒になって取り組む
それが「先生との距離が近い」ということ

私はプロダクトデザインを志して大学に進みましたが、中学時代から続けていた吹奏楽をきっかけに、コンサートを告知するツールのグラフィックデザインからステージの照明や演出など様々な経験が現在に活きています。2010年に開催された上海万博では美術展の内装設計や、空間演出にも携わり、それらの経験をもとに学生を指導しています。映像分野の進化は速く、例えば企業のPRブースの場合、モニターに映る映像だけでなく、空間全体のデザインなどスペース全体をパッケージとしてプロデュースすることができないと、ビジネスとして成り立たないのです。そのために、学生には「好きなものをつくる」だけでなく、何のために作るのか、どのように使われるのかという視点を、ぜひ身につけてもらいたいです。ではどうやって身につけるか。「好きなこと」があって入学してくる皆さんですから、そこを上手く刺激してあげれば、あとは自分で進んでいくことができます。10年以上取り組んでそこまで分かりましたが、どうすれば刺激できるかが難しいところです。授業で一律に行うのは無理なので、学生と一緒にテーマに取り組みながら、学生が「面白い」「もっとここを追究したい」と気づくのを待つというスタイルを取っています。

-MESSAGE03

自分が「面白い」と感じたことを
とことん追求できる環境があります

今は年齢も重ね、役職もあるので見守る立場ですが、昔は学生と一緒になって大学祭を作り上げるところから関わっていました。その中で、学生が好きなことを見つけると、「じゃあこうしたら」と指導しながら、「大学ではこういうことが学べる」ということを伝え続けてきました。今では研究室の助手が引き継いでくれていますが、思えば私もそういうスタイルで学んできたと実感しています。
もう一つ、宝塚大学のメリットとして私がよく言っているのは、大規模な大学に比べると、やりたいことが自由にできるということ。自分を伸ばすチャンスがたくさんあるということ。それを掴むのは自分次第なんですが、そういう環境は用意されています。ここで学んでいる中で、「面白い」「もっと追究してみたい」と思うことを見つけたら、どんどんやってみてください。もちろん物理的、経済的な制限はあるでしょうが、「やってはいけないことになっている」「ルールだから無理」ということは少ないです。学園祭・オープンキャンパスなどのイベントに参加してもらえれば、好きなことに夢中で取り組んでいる先輩の姿を見て直接話が聞けると思います。皆さんもそんな姿を見ながら、自分の「好き」をとことん追究してください。

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