宝塚大学

東京メディア芸術学部

教員紹介

李春 助教

外国語/基礎

李 春専任講師

RI SHUN

担当科目

中 国 語 会 話 Ⅰ・Ⅱ /表 現 思 考 Ⅰ・Ⅱ /表現とICT 他

PROFILE

北 京 師 範 大 学 教 育 学 部 卒 業・修 士課程修了。東京大学大学院教育学研 究 科 修 士 課 程 修 了・博 士 課 程 単位取得満期退学。日中比較教育、中国語教育、留学生教育に従事

-MESSAGE01

ひとりひとりの自由な発想の中に答えがある

現在宝塚大学では「中国語会話」、留学生を対象とした「表現思考基礎」、「留学生指導」を担当しています。
「留学生指導」では授業や生活に関するアドバイスを実施しています。これから日本でどのように過ごしていけばよいか、卒業後は母国に戻るか日本に残って活動するか、などといった相談を受けることが多いです。私自身、中国で教育学を専攻した後に留学生として来日した経験があるため、留学生の皆さんが日本で学ぶにあたって感じること、考えることはとても理解できます。自分の知識や経験を活かし、学生それぞれが「本当にしたいこと」を引き出し、成功に導くことができるよう心がけています。
私が専攻していた教育学とは「どのようにものごとを教えるか」、つまり教育の方法論を学ぶための学問です。例えば学校の授業は「どのような目的・方法で作られ、それを学生がいかに理解したか」という一定のフォーマットのもとに評価されます。しかし宝塚大学のような芸術系大学では必ずしもこのフォーマットが通用するわけではありません。何かを表現する時、数学のように絶対的な答えはなく表現するひとりひとりの自由な発想の中に答えがあるというのが、これまで私が接してきた考え方とは異なり新鮮ですね。それは宝塚大学の先生方も身をもって実感していますし、もちろん学生の皆さんにも求められていることです。

李春 助教

-MESSAGE02

自分が達成したいことを考えて
選択していく

国の大学院で学んでいたころ、戦後の日本経済が急速に発展した理由は素晴らしい人材教育にあるということを知りました。それを知ったことがきっかけで日本の教育について本格的に研究しようと思い来日したのですが、実際に来てびっくりしたのが日中の教育のあり方の違いです。
中国はいわゆる「詰め込み教育」が主流で、先生からの指示がなければ学生は行動しない傾向にあります。また、個人課題が主なのでグループワークの経験がある人もほとんどいません。そのような環境で育った中国人留学生は、宝塚大学のグループワークの多さや自発性を求める校風に戸惑いを感じる方も少なくないはずです。でもせっかく日本の大学に通っているのですから、自分が大学を卒業する頃には何を達成していたいかをよく考え、そのために必要なものを習得するために授業を選んだり、一つ一つの作品制作に向き合ってほしいと考えています。宝塚大学にはそのための選択肢が豊富にあります。

-MESSAGE03

留学生としての日本での成功
を一緒に掴むお手伝い

私が留学生教育に携わる上で常に考えているのは、中国人の「日本文化=マンガ・アニメ・ゲーム」という表面的な意識を変え、他の素晴らしい面にも気づいてほしいということ。特に日本ならではの思いやりやマナーといった、人間として本質的で大事なことも大学生活を通して学んでほしいですね。
家族と離れながら異国で学ぶ留学生ならではの苦悩や葛藤の先にある、成功や喜びを掴んでもらうお手伝いをするのが私の仕事の一つです。自分が日本で、宝塚大学でクリエイターとして達成したいこと、そして皆さんを大学に送り出したご両親の笑顔の裏にある期待に応えるにはどうすればよいか一緒に考えていきましょう。いつか母国に帰り笑顔で「ただいま」と言えるように。

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