授業ピックアップ
マンガ分野
-
キャラクター造形演習
巨大産業である日本のキャラクタービジネス。 魅力的なキャラクターとはどのようなもので、どのような工程を経てつくられていくのか。ストーリー漫画キャラクターと、商業キャラクターの両面から、課題を通しオリジナルキャラクターを自在に作る実力と、企画力、プレゼンテクニックを身につけます。 既存キャラクターや、企業の広報戦略の分析、発想法や造形法のメソッドの学習を行い、各演習ごとにキャラクターを制作、プレゼンテーションを行います。
-
マンガ背景美術 Ⅰ・ Ⅱ
マンガを描くうえで不可欠な背景。さまざまなシーンを設定して基礎から学べる授業です。基本的な背景技術として、真に実践的なマンガ技術である“つけペン ”による線の引き方や基本としてのパースを学びます。キチンと正確な線を引くことを覚え実践的な技術を身につけ、背景の完成度を上げていきます。更にその先の表現力を身につけることを目指します。
イラストレーション分野
-
イラストレーションⅠ
イラストレーションとは、他者とコミュニケーションを図るための一つの伝達手段です。さまざまな媒体に使用しているイラストレーションを参考に、具体的にどのような表現方法があるのかを学習し、人に伝える力を養います。まずはアクリル画の基本技術を身につけ、「不思議の国のアリス」をテーマに、1冊の絵本を仕上げます。
-
挿絵表現
小説やエッセイに用いられる挿絵は、物語の世界へ読者を誘う役目がありますが種明かしをしてはいけません。この授業では挿絵表現に求められる特徴を理解するとともに、教材として使用する複数の短編小説やエッセイを読んで自分なりにイメージを膨らませ、印刷効果に適した画材で画稿を仕上げます。読者の興味を引くためには、画面を構成する力、掲載される媒体(雑誌や新聞など)の特性、想定される読者に応じた発想力が大切です。その表現に欠かせない、印刷効果を理解した上でイラストレーションを描く力が身につきます。
ゲーム分野
-
ゲームキャラクターデザイン
デジタルコンテンツの世界観や登場人物の性格をアイコンとして表現するとともに、デザインのアニメーション表現の可否にも配慮したデザイン作成やコンテンツにおけるキャラクターデザインの手法を学びます。Illustrator、PhotoShopでのゲームキャラクター作成と3D化、ゲームキャラクター設定と企画シート制作、キャラクター設定書作りを身につけます。また、マーチャンダイズにおけるキャラクタービジネスについても学習します。
-
ゲームプログラミング入門
2Dと3Dのアクションゲームの中で、汎用性の高いシーンやキャラクターの動きなどを実際に制作しながらゲームエンジンUnityの基礎知識やゲーム制作に必要な知識、技術を学んでいきます。制作時間がかかるところはUnityの力を借りて、少ない労力で自分がやりたいことをゲームとして動く形にできる技術と力を身につけていきます。
アニメーション分野
-
アニメ制作Ⅰ
アニメーション映像メディアの研究などを経て、アイデア発想法、起承転結、箱書きからプロット、コンテンツとしての画コンテ製作の指導と実践をしていきます。そして、作品制作において「尺」の概念と「音」の重要性について学び、スポッティングやタイミングを意識したコンテ撮影を作成します。実技では指定された楽曲を使用し、グループワークで柔軟なコミュニケーションを取り入れながら作品を完成させていきます。
-
アニメスキルⅠ
タイミングとは、「画の数」、「尺」、画を動かすためのスピードをコントロールすることです。アニメーション作画をする上で、「タイミング」を習得することは映像であるアニメーションにおいて「画を描く」ことと同じくらい大切であり、人によって画に個性があるようにタイミングによってその動きの個性が出てきます。アニメーション制作向けPCツールを操作できるようになり、実技では手描きによる作画の基本を学んでいきます。
メディアデザイン分野
-
メディアリテラシー
「メディア」を「私たちと物事の間にあるもの」という大きな意味で扱っています。古代から現代まで、メディアとされるものを幅広く取り上げ、それらの意義やこれからを考える授業です。紙媒体からデジタルメディアまで、幅広くメディアの歴史や特徴を学び、情報を適切に読み解く力と情報の発信者として知るべきこと、また、情報を受け取る側として身につけるべき知識や考え方を学びます。
-
メディア社会学
音楽を伴うイベント(音楽フェスティバルやゲーム・アニメ等の複合イベント) の企画を立案し、プレゼンテーションを行います。企画を実現させるための知識や配慮を理解し、主体的に考えるためにさまざまな事例を用いて、他の学生と議論します。本授業の目的は「実現性を持つ企画の立案手法」と、「社会で通用するプレゼンテーション能力」を習得することです。企画・プレゼンテーションを通じて、自らが扱うコンテンツを社会で活かすために、どのような視点を持つべきかを客観的な理由を挙げて説明することができる授業です。