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ドラマ『半沢直樹』の脚本などを手掛ける八津弘幸氏の特別講義が本学にて行われました。

 

2023年12月25日(月)に本学部の授業「表現思考」にて、脚本家の八津弘幸氏による特別講義が行われました。八津氏は、ドラマ『半沢直樹』や『家政夫のミタゾノ』などはじめとする幅広い世界観の脚本を手掛けています。「表現思考」は表現の基礎となる思考力を身につける授業で、1年次の必修科目である初年次教育科目のひとつとして開講されています。

講義では、クイズや質問を交えながら、八津氏が脚本家となるまでのエピソードが語られました。インパクトのあるお話に、学生たちからは度々驚きの声も。また、これまでの脚本制作の経験から得たことを惜しみなく話していただく中で「嫌なだと思うところにこそ、チャンスがある!」など、今後の学修や制作に活きるアドバイスもいただきました。

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質疑応答のコーナーでは、学生からの「影響を受けた作品」や「脚本制作のテクニック」などの質問に気さくにお答えいただきました。ヒット作に携わるクリエイターの方のお話を直接聞く、大変貴重な機会となりました。

■八津 弘幸(やつ・ひろゆき)プロフィール
1971年9月1日生。日本大学芸術学部卒業。
1995年~99年 フジテレビ ドラマAPとして契約。
2001年~04年 (有)オフィスワンダーランド。テレビドラマ、漫画原作、その他出版物の執筆に携わる。
連載漫画の原作で培った構成力とエンターテイメント性をベースに、「陸王」、「LEADERS 2」、「下町ロケット」、「流星ワゴン」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、「半沢直樹」のような重厚な人間ドラマをはじめ、「ラプラスの魔女」、「水晶の鼓動~殺人分析班」のようなサスペンス、ミステリーといった刑事ドラマ、裁判ドラマなどに専門知識があり、得意とする。
「シュガーレス」「ランナウェイ」「RESCUE」のような、男くさいハードボイルドな世界観も得意。
また一方では、「1942年のプレイボール」、「ガタの国から」、「家政夫のミタゾノ」、「赤めだか」のような笑って泣ける、心温まる人情ドラマも多数手がけており、得意分野である。