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芦谷耕平准教授が「東京映像旅団2023上映会」に参加します!

 

アニメーション分野 芦谷耕平准教授が在籍する上映団体「東京映像旅団」の2023年度上映会が11月23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)に西荻シネマ準備室(杉並区西荻南)にて開催されます。
 
「東京映像旅団」とは、日本大学芸術学部映画学科映像・表現理論コース(旧 映像コース)の卒業生により2005年に設立された、毎年新作の映像作品を発表している団体です。さまざまなジャンルの作家が在籍しており、これまでに参加した作家は40名以上にのぼります。
昨年10月に大満寺(北区岩淵町)にて開催された「東京映像応援団〜恋する上映会〜」では、「東京映像旅団」の新作を見ようと、多くの来場者が会場を訪れました。
今年度は2名の初出品作家を含む24名が参加。上映作品は、5つのプログラムで構成されており、セルフドキュメンタリー、アニメーションやモーショングラフィックス、ホームビデオや日記を含む映像記録、視覚的な挑戦、第一回から参加しているメンバーによる重厚な作品群が出揃います。
芦谷准教授の作品『AshImation 2023〜俺たちはどう生きるか〜』(10分)は、11月23日(木・祝)、26日(日)のBプログラムにて上映されます。

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芦谷准教授は劇場版アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』、『映画プリキュアオールスターズF』、TVアニメーション『ジョジョの奇妙な冒険』などの作画監督を務めており、今回のタイトル『AshImation 2023〜俺たちはどう生きるか〜』は、芦谷准教授が大学1年次に制作したアニメ課題作品と、2007年制作のアニメ作品、そして最新のA Iとアニメーション表現が融合する革新的かつ、自身の個人制作アニメーションの歴史を総括するような映像作品を手掛けました。

芦谷准教授は、「この上映会は毎年恒例となっており、普段商業アニメなどの舞台で映像制作に携わる私が、大きなマスのお仕事である商業作品から離れ、個人として、芸術表現としての映像作品と向き合える場所です。どちらの世界も自分にとって、なくてはならない場所だと感じています。特に今回の作品は、学生時代最初のアニメ作品というアニメーターとしての「原点」を振り返るようなとても重要なテーマに挑戦し、制作しています––。商業アニメーターと個人作家としてのアニメーション制作の、重要な一区切りにもなると思います。」と語っています。

■『AshImation 2023〜俺たちはどう生きるか〜』作品概要
10 min, 2023
色々と備品を整理していたある日。1998年、自分が映画学科初年次生だった時に制作した、8mmアニメ課題のテレシネフィルムが久しぶりに見つかった。 拙いながら、あの頃から四半世紀経った今も、自分がやっていることは大して変わってないなと微笑ましくも思った。 世紀を跨ぎ20数年経った現代。AIでアニメのような何かを生成できるまでの時代になった。 1998年の自分、2007年の自分、そして2023年の自分とAIが描くアニメーションの、時代を超えた饗宴の如き共演。

■芦谷 耕平 プロフィール
映像作家。アニメーター。宝塚大学東京メディア芸術学部准教授。
劇場版アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』、『ONE PIECE FILM RED』、『映画プリキュアオールスターズF』、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『ゴールデンカムイ』、『Dr.Stone』他で作画監督などを務める。
その他、数多くのアニメ作品などに携わる。

■ 「東京映像旅団 2023上映会」概要 
・日程:2023年11月23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)
・会場:西荻シネマ準備室
    東京都杉並区西荻南3-6-2-2F
・公式X(旧Twitter):https://twitter.com/tokyoeizobrig