2023年1月12日(木)、中村泰之教授が担当する「デザイン概論Ⅱ」にて、『シン・ゴジラ』などの監督を務める樋口真嗣氏の特別講義が開講されました。

講義では、樋口氏の様々なコンテンツに触れた生い立ちから始まり、時代によって進化する国内外の特撮（特殊撮影）の技術を分かりやすく解説されました。
また、『シン・ゴジラ』と『シン・ウルトラマン』それぞれの造形や動きの工夫についても、実際の映像を交えながらお話され、監督ご本人から制作過程を聞くことができる大変貴重な機会となりました。

■樋口真嗣プロフィール
1965年9月22日生まれ。東京都新宿区出身。特技監督・映画監督・映像作家・装幀家。
1984年『ゴジラ』にて映画界入り。1995年『ガメラ　大怪獣空中決戦』で特技監督を務め、第19回日本アカデミー賞特別賞を受賞。他に、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズなど数多くのヒット映画作品に画コンテやイメージボードとして参加。主な監督作品は『ローレライ』、『日本沈没』、『のぼうの城』、実写版『進撃の巨人』、『シン・ウルトラマン』など。2016年公開の『シン・ゴジラ』では監督と特技監督を務め、第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞。