北見隆教授の装幀画集『書物の幻影』アトリエサードより発売!
北見隆教授の装幀画集『書物の幻影』が、2020年4月28日(火)にアトリエサードより発売されました。
北見教授は40年に渡り多くのミステリー小説や海外文学などの装幀画を手掛け、そのイラストで作家や読者を魅了し続けています。
本書にはこれまで北見教授が担当した、赤川次郎、今邑彩、恩田陸、中島らも、折原一、津原泰水など数多くの作家の装幀画が約400点収録されています。
「いつか書かれるべき、いつか造られるべき理想の小説と本を、ずっと求め続ける。それは、我々も著者も装丁家も、きっと同じなんだ」
――恩田陸 「三月は淡き紅の影を」(解説)より
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私の表紙イラストレーションの仕事の大半は、ミステリー小説である。
私の作風とミステリー小説との相性が良かったのであろう。
ここにある絵は物語が無かったら生まれて来なかった絵とも言えるわけで、
私の作風は、多くの作家さんの物語によって育まれて来たのかもしれない。
イラストレーションは「物語への導入」という本来の役割から解き放たれた時、
魅力ある1枚の絵として一人歩きをする事が可能なのであろうか。
「書物の幻影」というタイトルを付けたのは、そんな感慨からでもあった。
――北見隆
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■北見隆 装幀画集 書物の幻影 (TH ART SERIES) 概要
単行本 :96ページ
発行 :アトリエサード
販売 :書苑新社
言語 :日本語
ISBN-10:4883753980
ISBN-13:978-4883753987
発売日 :2020/4/28
■北見隆プロフィール
イラストレーター。
装丁・装画:赤 川次 郎『三毛猫ホームズ』シリーズ 、恩田陸『麦の海に沈む果実』他。著作:『夢から醒めた夢』 他