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【在学生・新入生の皆さまへ】学長からのメッセージ

 

学生の皆さんへは、4月当初の私からの就任メッセージに続き、新型コロナウイルス感染症に伴う休業期間中の対応など、様々なことを発出してきました。4月7日には政府による緊急事態宣言が、東京都、大阪府をはじめ7都府県を対象に、5月6日までを期間として発せられ、各自治体からの緊急事態措置による外出自粛・休業要請を受け、感染予防の観点から、本学における新学期の授業開始を 5月11日に延期しました。
https://www.takara-univ.ac.jp/news/2020/04/08.html

また、4月22日には「宝塚大学新型コロナウイルス感染防止行動基準」にもとづき、キャンパスにおける活動制限を厳格化するため、行動レベルをレベル4(制限・大)~レベル5(活動原則停止)であることを発出しました。「学生の入校」についても「登校原則禁止」としたところです。
https://www.takara-univ.ac.jp/news/2020/04/22.html

現在においても新型コロナウイルス感染症の感染数は全国的に拡大している中、今後、感染者数がどのように推移するのか、予断を許さない状況が続いています。そのため、政府の緊急事態宣言が全国に拡大し、今後、期間の延長について検討がなされる中、本学の授業開始も再延長せざるを得なくなってきています。

学生の皆さんにとっては、大学キャンパスに通えないために、学生生活に入れない、親しむことができない気持ちになっている方もおられるでしょう。今後、情勢がどのように推移するのかを正確に予測するのは困難でしょうが、現下の情勢では、すぐに通常の対面授業を行うことは難しい状況であると予想されます。そのため、皆さんが最もご心配されている授業について、前期期間中、講義科目については、オンライン授業を中心に実施することとし、原則5月25日からの開始予定としました。

本学では、演習や実技の機会も多い中で、遠隔授業は過去に経験のないことです。事前にきちんと準備をしていても、うまく作動しない場合があるかもしれませんが、その場合でも、対応措置を施し、学生の皆さんにとって不利益となることのないようにいたします。また、万一受講できない学生には教育上の配慮を行いますので、どうぞご安心ください。電子機器への対応は、遠隔授業を初めて経験する教員もいる中ですが、教員の方もしっかり対処できるよう取り組んでいきます。

詳細については、学生の皆さんへの通知文書として各学部から連絡するとともに、各学部のWEBページをご覧ください。

これからいわゆるゴールデンウイークの連休が始まります。緊急事態宣言が全国に拡大した後、政府をはじめ様々なところから地域間の移動の自粛が要請されています。改めて連休中の帰省や他府県への旅行は控えていただくようお願いします。

また、家計の急変やアルバイト等による生計費の減少により、学生生活を送る上で経済的に困難な状況にある学生の皆さんに対しては、申し出に応じて、授業料の延納期間の延長・本学独自の給付奨学金への応募資格付与の検討及び、日本学生支援機構の給付奨学金、今年度新設された文部科学省による高等教育の修学支援新制度(授業料の減免)の案内などの対応を行っていきます。その他に心配なことや相談したいことなどがあれば、どうぞ遠慮なく下記へお問い合わせをください。

2020年4月27日
宝塚大学 学長 米川 英樹

●問い合わせ先

東京メディア芸術学部・大学院(東京新宿キャンパス)
東京事務部
TEL 03-3367-3411 FAX 03-3367-6761
メール tokyo@takara-univ.ac.jp