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【在学生の皆様へ】新型コロナウイルス感染症に伴う休業期間中の対応について

 

2020年4月8日
宝塚大学
学長 米川 英樹

2020年4月7日に政府の新型コロナウイルス感染症対策本部より「緊急事態宣言」が、東京都、大阪府はじめ、埼玉県、千葉県、神奈川県、兵庫県、福岡県の7都府県を対象に、5月6日までを期間として発せられました。

緊急事態宣言では、ロックダウン(都市封鎖)は取らないものの、東京を中心に感染者数は激増しており、欧米のような事態を招かないためにも、徹底的な外出自粛によって7~8割の接触機会の削減し、感染者数の爆発的増加と医療崩壊を食い止めなければならないと国民に強く求めています。

なお、社会生活を持続する上で必要な病院やスーパーマーケット、公共交通機関、銀行などに対しては「業務を継続する」ことは認められていますが、外出については一人一人の自覚的な行動が求められます。

新型コロナウイルス感染症の特徴は、無症状であっても感染している可能性があるため、いつどのようにして感染したかが分からない経路不明の事例が多いことです。そのため、自分が感染しないように気を付けるだけでなく、自分はすでにウイルスを保有しているかもしれないと考えて、人にうつさないことを心掛けて行動することが大切です。

そのような感染予防の観点から、宝塚大学においては本年度の新学期の授業開始を、東京メディア芸術学部・大学院並びに看護学部・助産学専攻科とも 5月11日(月)に延期することを決めました。

つきましては、休業期間中、学生の皆さんは以下の点を厳守して生活してください。あわせて本学の公式WEBサイトを定期的に確認するようにしてください。

1)感染予防の徹底
・「3つの密」(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面)の条件が同時に重なる場所は避けてください。具体的には、自治体から自粛が要請されているように、カラオケ・ライブハウス・飲み会などには行かないでください。(禁止)
・手洗い、マスク着用、咳エチケットを徹底してください。
・毎日の検温を行ってください。

2)感染の疑いを持った時
・最寄りの帰国者・接触者相談センターに相談してください。
  新宿区保健所 TEL 03-5273-3836  東京都内全域対象 TEL 03-5320-4592
・同時に、本学の所属する学部事務部に連絡・相談をしてください。

3)登校の原則禁止
・大学には原則立ち入ることができません。
・証明の発行等やむを得ない場合は、教員または所属する学部の事務部に電話で連絡してください。
 電話受付は、10時~16時とします。

4)休業中の学修について
・授業開始は遅れますが、学修すべき内容については削減することはありませんので、安心して生活してください。
・なお、授業開始までの間、自宅でも学習が可能となるよう、課題やレポート等の指示が担当の先生から出される場合は、それに従ってください。
・オンライン授業については、実施に向けて現在検討中です。

5)就職活動について
・面談形式による就職(キャリア)支援は原則休止しますが、面接やエントリシートの指導については、電話・メール等で支援します。
・求人企業等の動向については、HP等でよく確認してください。また、所属する学部の事務部にメール・電話で相談してください。

6)授業料等に関する支援策について
・家計急変で支払いできない学生については申し出てください。延納期限を柔軟に延長します。
・本学では、経済的に困難な学生に対する支援として、「災害に伴う被災学生等への経済的支援に関する規程」にもとづき、授業料の全額免除、半額免除、一部免除の措置を取るようにしています。今回の新型コロナウイルス感染症のため経済的支援を必要とする学生についても適用できるように検討しますので、申し出てください。
・本年度から開始される国の修学支援制度にもとづく学費の減免についても、家計急変世帯の学生は所属する学部の事務部に申し出てください。

7)留学生の皆さんへ
・異国の地で学ぶ留学生の皆さんは大変不安な気持ちでおられることと思います。母国のご家族の皆さんも同様の思いでおられることと思います。
 しかしながら、現在は、海外渡航が禁止されていますので、家族や友達と連絡を取り合って、冷静に対処してもらいたいと願っています。
・なお、東京メディア芸術学部までどんなことでも結構ですので相談をしてください。

●問い合わせ先

東京メディア芸術学部・大学院(東京新宿キャンパス)
東京事務部
TEL 03-3367-3411
FAX 03-3367-6761
メール tokyo@takara-univ.ac.jp