宝塚大学

進路・就職

社会で活躍する卒業生

先輩たちがどのような経験を積み、社会でどんな活躍をしているのか。
それぞれの“今”をご紹介します。

ユーフォーテーブル有限会社
原画マン
中村 美咲アニメーション分野 2018年卒業 

幅広く、実践的に学んだことが
好きな仕事をするための大きな力になりました。

一つの分野だけでなく、様々な分野の授業を選択できる事によって幅広く学べること。そして現役で活躍されている方から直接指導していだけることが魅力的で宝塚大学を選びました。人体の骨格の構造や筋肉の動きが学べる「美術解剖学」や、「背景美術」など、アニメの制作をする上で必要な知識やスキルを幅広く学ぶことができたり、実際にアニメ制作の最前線で活躍されている先生方から教わるだけでなく、実際に仕事に関わらせてもらったり、インターンシップも経験しました。これらの実践的な学びで得たものは、今の仕事に活きていると感じています。 有志が集まるクロッキー会に通ったことで、「描く力」を質・量ともに高めることができ、それが、就職活動で使用したポートフォリオのアピールポイントになりました。直接的ではありませんが、今の仕事につながっていると思います。

董 哲さん
  • 「絵を動かす」という楽しさに惹かれてアニメ制作の仕事を志す。
    好きなことを仕事にできて満足している。今の課題は「画力のアップ」。
    より短い時間で原画を描いて、後工程の皆さんに迷惑をかけないように努力をしている。
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株式会社SOLA DIGITAL ARTS
アニメーションプロデューサー
董 哲アニメーション分野 2016年卒業 

宝塚大学で学び、自分の力を生かせる
アニメ制作の道を見つけることができました。

今ではアニメ制作は中国や韓国でも盛んですが、今から10年以上前はアニメ制作と言えばやはり日本。そこで、夢だったアニメ制作を学ぼうと考えて日本に来ました。宝塚大学を選んだのは、アニメ制作の知識以外に、芸術全般の知識や歴史など幅広く学ぶことができ、そこで学んだことが自分の心の余裕となり、卒業後の仕事につながると思ったからです。今仕事をしていて、実際につながっていると感じています。 また、実際にアニメ制作の現場で活躍中の方々が教員として教えていることも大きな魅力でした。もともと絵を描くのが好きで、将来はアニメーターになりたいと考えていたのですが、月岡貞夫先生からアニメ制作の仕事として初めてプロデューサーというポジションの仕事のことを教えてもらい、絵で勝負しなくても、この仕事なら自分の力を発揮できると考えました。宝塚大学の先生方のおかげで、自分の可能性が大きく広がったと思います。

董 哲さん
  • 映像づくりの仕事に必要なことを学ぶために来日。
    宝塚大学で学ぶうちに、アニメ制作にかかわるプロデューサーという仕事を知り、今の仕事に。
    月岡貞夫先生から学んだ「売れるアニメを作ろう」という視点を常に忘れずに、日々仕事に取り組む。
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株式会社フライペンギン
デザイナー
児玉 英李マンガ分野 2015年卒業

本気で何かを目指している人、
好きを仕事にしたいと
思っている人ほど身につくものが多いです。

大学時代に幅広い課題や授業を経験できたことは、今の仕事に大いに役立っています。たとえば解剖美術だったり、背景の描き方だったり、描き文字だったり、仕事につながる実践的な絵を描く機会がたくさんありました。結果としてポートフォリオの中身も多岐にわたるようになり、それが就職活動をするときのアピールにもつながったと思います。絵とは直接関係がなさそうな授業なども、表現の引き出しになったり思わぬ場面で応用できたりと、学んだことが活きてくることが多々あります。

児玉 英李さん
  • 2Dデザイナーとして
    ゲームのキャラクター、スタンプ、アイテム画像などの絵を担当。
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株式会社マーグラ
エディトリアルデザイナー
今川 柚子イラストレーション分野 2013年卒業

学生時代は好きなことに熱中し、
たくさんの道の中から、
雑誌デザインを選びました。

もちろんイラストレーションを学びたいという気持ちもあったのですが、いろいろなことに触れてみたい。学生ならではのチャレンジがしたいと思い、授業だけでなく、イベントなどにも熱中しました。ハロウィンパーティを企画してそれが今では大学の定番イベントになっていたり、仲良し6人組で結成した歌って踊る宝塚歌劇団パロディグループ『寿司組』での活動など、いろんな人と関わってやりたいことを経験することで、自分の進む道が見えてきたように思います。人に語れる経験を多く積んだことが、就職活動での自分のアピールポイントにもなったし、今の仕事にもつながっているように思います。

今川 柚子さん
  • 雑誌が書店に並んで、私のデザインしたページを読んでる人を
    見かけたときなどに、喜びを感じている。
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株式会社トライエース
ゲームデザイナー
栗田 亮ゲーム分野 2017年卒業

チーム制作の授業を通して、
自分に向いている仕事は
考える事だと気づきました。

4年間、ひたすらゲームづくりに打ち込んできました。チーム制作では、得意領域の違うメンバーをまとめていく役割を担い、自分に向いているのはスケジュール管理を含めてゲーム制作全体を構築していく企画のポジションだと気づきました。また「東京ゲームショウ」に出品する作品を仲間と一緒に作ったこともいい思い出です。VRが流行る1年ぐらい前、スマホを使って誰でも気軽にVRを体感できるゲームをつくって反響を呼びました。何を作るにもひとりではできません。周りの人と協力しながら、どうやってうまく進めていくか。人と関わり何かを生み出していくという、今の仕事につながる実践的な経験をできたことがよかったですね。

栗田 亮さん
  • 大学でゲームづくりを幅広く学んだことで、
    専門的な用語がわかること、
    プログラマーやデザイナーの仕事を理解していることが強みに。
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サプティー株式会社
企画営業
長岡 友ゲーム分野 2015年卒業

プランニングする面白さを
人と関わる多くの経験を通じて
発見しました。

今の仕事につながるきっかけは2年生のときに参加したイベントです。学生たちの描いた絵をトートバッグに印刷して販売し、とても反響がありました。もともとゲームが好きで「ものをつくる仕事」がしたいという気持ちが強かったのですが、この経験を通して、ものをつくるにもいろんな方法があることに気づきました。そこからはとにかく人と話をして視野を広げること。チームで何かをつくることに熱中しました。いろんな志向の人が集まっているのが宝塚大学のいいところ。先生もそうだし、周りの友達もそう。「人と関わり何かを実現した経験」「人間関係を築く経験」をしたことが確実に今の仕事に活きていると思います。

長岡 友さん
  • 「のぼり」や「横断幕」など布に印刷する広告物の企画営業。
    印刷物が思った通りに仕上がり、お客様に喜んでいただけたときにやりがいを感じる。
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