訃報 大村皓一先生ご逝去について
1996年のご着任以来本学教授として教鞭を執られ、学部長・研究科長・副学長を歴任された大村皓一先生が、2月12日に逝去されました。享年86歳。
大村先生はCG描画を目的とした専用コンピュータ「Links-1」を開発し1983年にはLinksを使った日本初のCGアニメ映画「ゴルゴ13」を製作するなど、日本におけるCG界の第一人者でいらっしゃいました。
本学においては1996年に造形芸術学部映像造形学科の教授として着任されて以降、2007年の東京メディア芸術学部(旧:東京メディア・コンテンツ学部)開設当初より学部長、2009年より副学長、2010年より大学院メディア・造形研究科(現:大学院メディア芸術研究科)の研究科長を歴任されるなど、2013年のご退任に至るまで本学の教育活動に大きな足跡を残されました。先生の薫陶を受けた教え子たちは、その教えを糧とし、メディア芸術の各分野で大いに活躍しています。
本学東京メディア芸術学部、大学院メディア芸術研究科においては、先生が築かれたメディア芸術教育の礎をさらに発展させ、一層充実した教育活動を行うことができるよう、関係者一同この先も邁進してまいります。
大村先生の長きに渡るご尽力に深く感謝致しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
2024年4月24日
宝塚大学 学長
米川英樹
宝塚大学東京メディア芸術学部 学部長
大学院メディア芸術研究科 研究科長
渡邉哲意