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月岡貞夫 特任教授が、『第45回 日本アカデミー賞』の協会特別賞を受賞

 
アニメーション分野の月岡貞夫 特任教授が、『第45回 日本アカデミー賞』の協会特別賞を受賞いたしました。
「協会特別賞」は、映画製作の現場を支える種々の職能に従事する人たちの栄誉を讃えるもの。

2022年3月11日(金)、グランドプリンスホテル新高輪にて行われる授賞式で贈賞が行われる予定です。


■月岡貞夫(つきおか さだお)プロフィール
アニメーター。​宝塚大学東京メディア芸術学部 特任教授。
NHK『みんなのうた』の『北風小僧の寒太郎』『 狼少年ケン』『 明治うがい薬 』カバくん(株)明治製薬CM 他
担当科目:現 代アニメ文 化 論 Ⅰ・Ⅱ 他

高校卒業後、手塚治虫に師事。1959年、東映動画による長編アニメーション「西遊記」(60)の制作に参加したのを機に、アニメーターとして同社に入社。作画のレベルの高さとスピードで“天才アニメーター”と呼ばれ、「わんぱく王子の大蛇退治」(63)では大塚康生とともにクライマックスシーンの作画を担当するなど、その才能を早くから開花させた。東映動画の初のテレビアニメ『狼少年ケン』(63~65)では、原作とキャラクター設計及び、初期の演出や原画までも務めた。同社退社後は様々なアニメ制作会社に参加して後進育成なども行い、NHK『みんなのうた』やCMなどでは短編アニメーション作家としても活躍。作家性と独自の発想により生み出された技術で、アニメの黎明期を支えた一人である。

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