宝塚大学

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教職員向け在校生向けニュース

感染予防に関する施設の利用について

 

遠隔授業を実施することに伴い、標記について、次のとおり取り扱います。

1.はじめに

5月25日から遠隔授業を実施することに伴い、少数ではあるが学生の登校を個別に許可することとしている。そのため今後当分の間、新型コロナウイルス感染症の主な感染経路である接触感染と飛沫感染のそれぞれについて、教職員や学生等の動線や接触等を考慮しリスクに応じた対策を行う。

①接触感染のリスクとしては、他者と共有する物品やドアノブなど手が触れる場所と頻度を特定する。高頻度接触部位(テーブル、椅子の背もたれ、ドアノブ、電気のスイッチ、電話、キーボード、タブレット、タッチパネル、蛇口、手すり、エレベーターのボタン、トイレの便座、便座のふた、トイレットペーパのふたや水洗レバーなど)には特に注意する。

②飛沫感染のリスクとしては、換気の状況を考慮しつつ、人と人との距離がどの程度維持できるかや、施設内で大声などを出す場があるかなどを評価する。

③参考:新型コロナウイルスの環境や物質表面における生存時間
 ・エアロゾル(空気中に漂う微粒子)中では3 時間以上
 ・銅では4 時間まで
 ・厚紙(段ボール)では24 時間後まで
 ・ステンレススチールでは48 時間後まで
 ・プラスチックでは72 時間後まで感染力を維持

2.基本的事項

(1)3 密(密閉、密集、密接)の回避
①人と人との接触を避け、対人距離(できるだけ2mを目安に(最小1m))を確保すること。
②オープンキャンパス(以下OC)等を行う場合は感染防止のための入場者の整理(密にならないように対応)。
③マスクの着用(教職員及び学生に対する周知)。
④施設の換気(2つの窓を同時に開けるなどの対応も考えられる)。空気清浄機の活用。

(2)症状のある人の登校制限
①学生登校時の体温チェックの実施。発熱者を体温計で特定し登校を制限する。
②発熱や軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある人は登校しないよう周知する。
③OCを行う場合等、大学の来訪者については、万が一感染が発生した場合に備え、個人情報の取り扱いに十分注意しながら、来訪者等の名簿を適正に管理する。

(3)消毒等について
①入口及び施設内の手指の消毒設備(石けんによる手洗い、手指消毒用アルコールなど)の設置
②複数の人の手が触れる場所を適宜消毒する
③手や口が触れるようなもの(コップ、自販機など)は、適切に洗浄消毒するなどの対応を図る。
④人と人が対面する事務所は、透明ビニールカーテンなどで出来るだけ遮蔽する
⑤他人と共用する物品や手が頻回に触れる箇所を工夫して最低限にする。

(4)「トイレ(感染リスクが比較的高いと考えられるため)
①不特定多数が接触する場所(ドアノブ、トイレの便座、便座のふた、トイレットペーパーのふた、水洗レバーなど)は、清拭消毒を行う。
②トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示する 。
③ハンドドライヤーは止める。

(5)休憩スペース(感染リスクが比較的高いと考えられるため)
①対面で食事や会話をしないようにする。
②休憩スペースは、常時換気することに努める 。
③共有する物品(テーブル、いす等)は、定期的に消毒する。
④使用する際は、入退室の前後に手の消毒をする。

(6)ごみの廃棄
①唾液などが付いたごみは、ビニール袋に入れて密閉して縛る。
②ごみの回収は、マスクや手袋を着用する。回収後は、必ず石鹸と流水で手を洗う。

(7)清掃・消毒
①通常の清掃前後にも、不特定多数が触れる環境表面は始業前、終業後のみならず、適宜清拭消毒する。

(8)その他
①高齢者、持病のある方や妊婦については、感染した場合の重症化リスクが高いことから、OC等を行う場合はより慎重な対応を徹底する。
②地域での感染拡大の可能性が報告された場合は、再度の登校禁止等を検討する。

3.大学における感染を予防するための重要措置(再掲)

(1)十分な席の間隔(できるだけ2m を目安に(最小1m))が確保されること 。例えば四方を空けた席配置又は使用する座席の1/2 以下とする措置などを行うこと 。
(2)少人数で滞在時間がなるべく短くなるよう工夫すること
(3)PC教室等では、適切な換気が行われるとともに、学生も入れ替えのタイミングで着席時に消毒を行うこと。消毒液は設置する。
(4)学生同士の大声での会話を行わないよう周知すること 。
(5)実習で対面授業を実施する場合には万全の注意を払うこと。

以上