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【在学生・新入生の皆さまへ】学部長からのメッセージ

 

宝塚大学東京メディア芸術学部では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組み、5月7日(木)からガイダンスを行い、そして5月11日(月)より授業を開始するべく準備を進めてまいりました。しかし、4月7日(火)に7都府県に緊急事態宣言が発出され、キャンパスが新宿という大都市にあること、かつ全都道府県に宣言が拡大し、事態の収束の見通しが立たない状況を踏まえ、学事日程を再度変更することを決定しました。

変更後の授業開始日は 5月25日(月)を予定しています。
またガイダンス・オリエンテーションは大学に集まることを避けてオンラインで実施します。学部2~4年生はゼミ・領域でオンラインによるガイダンスを担当教員ごとに実施し、学部新入生は5月中旬にオンラインによるオリエンテーションを実施する予定です。

そして授業は当面の間、オンライン授業を中心に実施することとします。そのために4月末より在学生・新入生のみなさんにOffice365アカウント(メールアドレス)を自宅に郵送いたします。
今後、大学と皆さんを繋ぐ重要な連絡手段であり、オンライン授業に参加するために必要となるアカウントですから、書類が届いたら内容を確実に確認し、Office365にログインしてください。

オンライン授業に関する使用ソフト(Microsoft Teams)や操作手順などもオンラインオリエンテーションや個別相談などの機会を設けますので、安心してください。
また、オンライン授業を受ける環境の整備を各自進めていただくようお願いいたします。可能な限り下記①・②のご準備をお願いします。

① レポート等の作成・提出に必要となるため、パソコン(デスクトップの場合はウェブカメラが必要)を用意してください。(※推奨スペックは別途掲示予定)
② 自宅等において、大容量受信を可能とする通信環境を整えてください。

困難な状況にある方に対しては大学としても支援の方策を検討中です。皆さんの学びの環境を守り、実りある教育を実施していきます。
(2年生以上の在学生の皆さんには、対面授業を行う想定のもと、3つの密を防ぐため履修単位を制限していましたが、オンライン授業の形式に移行するために、追加の履修登録を行います。後日改めて連絡します)

本学は芸術系大学のため、対面式の演習も多く、皆さんへの連絡が遅くなり大変申し訳ありません。現在教職員は授業の整備とPC環境の整備など対応を進めています。これまでに前例のない状況となりますが、オンラインでは実施が難しい授業につきましても他の方法を検討するなど、教育の質を担保するために対策を進めてまいります。

今後も状況によっては変更等が発生する場合がありますので、メール等をご確認ください。

最も重要なことは学生の皆さんの健康と安全です。ぜひ自分や家族、まわりの人たちの命を守る行動をとってください。そして大学に課せられた重要な使命は、学生の皆さんの教育の機会を守ることです。

新型コロナウイルス感染症が収束したあと、社会は大きく変化することが予想されます。オンラインによる仕事が当たり前になったり、これまであった職業が変化を余儀なくされたりすることもあるでしょう。在学生・新入生の皆さんの多くが志望しているクリエイティブな職種も、求められる能力や働き方が大きく変わるかもしれません。
そのような社会の中で、東京メディア芸術学部で学ぶ皆さんには、これから先の人生を生き抜く力を得て欲しいと、教職員一同考えています。それには、デジタルとアナログ、オンラインとオフラインと行き来する力、情報を正確に読み取り、適切に伝える力が必要です。そのために、本学部ならではの教育活動を行ってまいります。

引き続き皆さんのご健康と学びを心から祈っております。そして、教職員一同皆さんとまた新宿キャンパスでお会いできることを楽しみにしています。それまで心身ともに健康に気をつけて自宅等で学修に取り組んでください。

2020年4月27日
東京メディア芸術学部 学部長 南部 英幸