宝塚大学

合格体験記

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在学生インタビュー 2020

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  • 受験に向けて勉強が大変で不安もたくさんあると思いますが、無理をせず体を大切に頑張ってください。

    \Profile/ S・H

    学部・学科
    看護学部 看護学科
    学年
    3年次生
    出身校
    大阪府立柴島高等学校
宝塚大学看護学部の特長である芸術療法(音楽・絵画・メイク・笑い・陶芸)の授業は何を選択しましたか?それはどんな授業で、何を学びましたか?
私は音楽療法と絵画療法、陶芸療法を選択しました。陶芸療法では、全てのものには良い面と悪い面があるということを学びました。授業でカップを制作したのですが先生が「カップは持ちやすいけれど、温度は感じにくい。湯呑は温度は感じられるけれど、持ちにくい。」と言っていたことがとても印象に残っています。授業を通して、患者さんにとって必要なことは何なのかを考え、どのケアが必要か考えることの大切さを学びました。
看護学部は他学部に比べると忙しいイメージがありますが、他学部を羨ましいと思ったことはありますか?逆に他学部よりも誇れることはなんですか?
1年次生は授業が詰まっていて今思えば大変でしたが、高校生活と似ているので当時は大変だとは思っていませんでした。学年が上がるごとに余裕も出てきて楽しく感じると思います。実習中は忙しくなるので他学部が羨ましくなることがありますが、看護学生は将来に向けた目標が「看護師」と明確なので、迷うことなく学生生活を送れると思います。
3年次生になって、授業もより難しくなっていると思いますが、授業内容において1・2年次生の時との違いは何ですか?
1.2年次生の時は主に基礎を学ぶ授業が多かったです。3年次生になると自らアセスメント※したり、看護計画を立てたりと実践のような授業がほとんどになります。とても難しいことですが、いきなり一人でするのではなく、グループを作って行われる授業がほとんどなので、みんなと一緒に考えながらできます。グループワークを苦手と感じる人も多いですが、3年間同じ仲間と勉強を頑張ってきたので、グループワークが苦痛に感じることはあまりないと思います。授業はみんなで助け合って乗り越えていけます!
※アセスメント…情報を収集し、何が問題かを把握すること
3年次生になって、領域別実習が始まりましたが、1.2年次生の実習とどう違いますか?
1.2年次生の時は成人が対象でしたが、領域別実習は看護の対象が子どもだったりお母さんだったりします。療養の場も病院だけでなく、施設や自宅など様々になります。領域別実習になると看護師のイメージが変わってきます。病院に勤務する看護師以外にも沢山の看護師を見て将来の自分を具体的に考えるようになりました。学びも難しくなりますが、看護師になることを実感できる実習です。
国家試験の準備は始めていますか?(始めている方は)どんなことをしていますか?また大学のサポートはありますか?
まだ本格的に時間を作って準備はできていません。今は実習中なので領域ごとの実習が終了した時に振り返りとして国試対策の本を開く程度です。ほとんど勉強はできていませんが、実習が終了したら本格的に始めたいです。図書館では自習スペースに寒い時期であればストーブを複数設置していたり、カイロを無料で配布してくれたりと細かい所まで配慮してもらっています。国試対策としての勉強会もあるみたいなのでそういった大学のサポートも今後利用していきたいです。
忙しい毎日の中でのリフレッシュ方法は何ですか?
友達と会うことです。大学での授業が中心だった1.2年次生の時は、全員が同じ教室で授業を受けることがほとんどなので、毎日友達と話すことが楽しかったです。3年次生になり、実習でなかなか会うことができなくても、大学で姿を見かけた時は友達は本当に大切な存在だな、と実感します。
看護学部生の必需品は何ですか?
実習で勉強のために必ず持っている本は、病態別と症状別の看護過程の本です。あと赤・青・黒の3色ボールペンは必須です。
将来どのような看護師になりたいですか?
患者さんの身体的なサポートをするだけではなく、心や思いに寄り添った関わりができる看護師になりたいです。
※エンジェルメイク…亡くなった人の顔や身体を化粧品などを用いてきれいに整えること