宝塚大学

合格体験記

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在学生インタビュー 2022

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  • AだからB、CだからDという考え方ではなくて、AがあったらBなのか、Cなのかな、もしかしたらDかもと考えられる看護師さんになりたいと思うならここに限らず大学の看護学部で看護を学問として学んでほしいです。

    \Profile/  西 優輝 Nishi Yuki

    学部・学科
    看護学部 看護学科
    学年
    3年次生
    出身校
    大阪府立夕陽丘高等学校
宝塚大学看護学部の特長である芸術療法(音楽・絵画・メイク・笑い・陶芸)の授業は何を選択しましたか?それはどんな授業で、何を学びましたか?
2年生が全員受ける芸術の科目では、物の見方や言葉の掛け方、素敵なところに意識的に気づく方法を知ることができました。3年次で選択する芸術の科目は音楽療法とセラピーメイクを選択しました。
音楽療法では、話すことができなくなった人に対して、音楽を通じて話せるようになるようにアプローチするなど、リハビリを楽しめる工夫がされたものでした。
例えば、多分脳性麻痺の子の音楽療法の映像では、身体を使って音を鳴らすことで、その子自身も楽しみながらリハビリを行っている姿を見ることができました。リハビリを楽しいものにすることができるのは音楽の素晴らしいところだと感じ、みなさんに知ってほしいと思いました。
セラピーメイクは、スキンケアから学び、メイクというものが人の生きがいになったり笑顔につながるものだと気が付けました。エンジェルメイクは亡くなった方だけではなく、家族も安らかな気持ちになるため、故人を尊重することや家族のケアをするという看護につながることを学びました。
看護学部は他学部に比べると忙しいイメージがあります。他学部を羨ましいと思ったことはありますか?逆に他学部よりも誇れることはなんですか?
どの学部も大変なことはあると思うので、他学部を羨ましいと思ったことはありませんが、やはり他学部に比べて自ら計画し、勉強していくことは多いように思います。しかし、看護について学びたいという気持ちがあるからこそ、すべてが自分の財産になるので実習も含めて楽しく学ぶことができています。また看護師になるという同じ目標を持つ仲間ばかりなので、お互い支え合いながら頑張っています。
3年次生になって、授業もより難しくなっていると思いますが、授業内容において1・2年次生の時との違いは何ですか?また、どのように対応していますか?
1.2年生で学んだ基礎が全て実践に繋がっているので、よく頭に入り面白いです。 そこを調べた延長線で前に習ったことを復習するから理解しやすいし、理解しないといけない状況に陥っているからやらざるをえないです。
3年次生後期になって、領域別実習が始まりましたが、1・2年次生の実習とどう違いますか?
患者さんとお話をする中で、その人が悩んでいたとしても1年生の時は「そうなんですね」だけでどこまで踏み込むべきかもわかりませんでした。しかし今では、踏み込んで話を聞くべきなのかそうではないのかをその理由を持って考えた上で話を聞いてみたり、話しやすい環境を自分から作ってみたりすることで、患者さんのために何ができるかを考えるようになりました。 精神疾患とか在宅の状況とか、急性期の病院だけではない看護の環境を目にすることができて、祖母に置き換えて考えてみたり、責任能力がないと判断された事件を起こした人のことを考えて以前には無かった考え方が生まれるようになりました。
国家試験の準備は始めていますか?(始めている方は)どんなことをしていますか?また大学のサポートはありますか?
医学書院サイトで国家試験の問題を解くなど準備を始めています。また基礎看護学の先生がYouTubeを上げているのでそれも見て学んでいました。
忙しい毎日の中でのリフレッシュ方法は何ですか?
美味しいものを食べることです。その他では大学の隣の建物にあるコナミスポーツで身体を動かしています。看護学部の学生なら1回500円で利用できるので、友達もよく利用しています。
将来どのような看護師になりたいですか?
患者さんや家族の思いを聞き想像して、日々の関わりに反映できる看護師になりたいです。 また患者さんにとっての自分らしい生き方がどういうものなのかを常に考えていきたいです。
受験生のみなさんへのメッセージ
AだからB、CだからDという考え方ではなくて、AがあったらBなのか、Cなのかな、もしかしたらDかもと考えられる看護師さんになりたいと思うならここに限らず大学の看護学部で看護を学問として学んでほしいです。もともと学歴を気にする人間でしたが、看護師は学校名ではなくて、学生の間にどれだけ学びを自分の中の価値観として蓄積できるかなんだなということも身に染みて感じたので、無理に偏差値の高い大学を目指すのも目標としては良いことだと思いますが自分に合った雰囲気の学校を見つけてください。
受験は本当に大変だと思いますが、応援してます。また大学に入学してからの成績順で奨学金を受けることもできるので、費用の面で専門学校か大学かを悩んでいる方がいたら宝塚大学を志望校にいれるのもアリだと思いますよ。