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卒業生インタビュー 2020
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とても魅力的でやりがいのある仕事です。人の役に立ちたい、人と関わることが好き、世話好きな方にぴったりだと思います。ぜひ素敵な看護師を目指して頑張ってください!
\Profile/ 中藏 剣 Nakakura Tsurugi
- 卒業年度
- 2019年度卒業生
- 出身学部・学科
- 看護学部 看護学科
- 勤務先
- 兵庫県立姫路循環器病センター
- 今現在の所属と仕事内容を簡単に教えてください。
- 心臓血管外科、循環器内科、形成外科(4N病棟)で、主に冠動脈疾患患者が弁膜症下肢虚血などによる切断術などの患者の術前・術後の管理を行っています。
- なぜこの病院(病棟)を選びましたか?
- 循環器(特に心臓や血管)は生命活動の源であり、各疾患の基礎にも繋がるため、1年目から経験しておくことで今後他の病棟へ移った時でも色々と応用ができると考えたからです。
- 新型コロナウイルスで大変な中の入職となりました。現場の方はどのように対応され、どのようにこの数か月を感じていますか?
- 新型コロナウイルスの影響で、入職後の集会研修もできず、現場に出てそこで業務を覚えていくというイレギュラーなスタートとなりました。戸惑いももちろんありましたが、結果的に早く業務に慣れることができたと思います。そんなこともあり、この数か月はあっという間でした。
- 思っていた「看護師」像と実際働いてみたの「看護師」像でギャップはありましたか。
- 特にギャップなどは感じていません。ただ、実習では一人の患者さんを受け持ちますが、現場では多くの患者さんを受け持つため、実習の時ほど深く関わることが難しいと感じます。ですが、これをを良しとは思っていないので業務をこなしながら時間を作って患者さんの所へ行くようにしています。
- やりがいを感じるときはどんなときですか。
- やはり一番は関わった患者さんが元気に退院される時や日々の関わりの中でADL(日常生活動作)が上がってきていると感じる時、時分が実施したことに対して「ありがとう」と言ってもらえた時です。また、患者さんとちょっとした雑談をする時などはホッと一息つける時間です。
- 日々の業務の中で、大変だと思うことはありますか。また、どのように対応されましたか。
- 患者さんは色々な疾患を抱えているのでそれらが様々に入り混じって現在の症状として表れています。それらの原因を探っていくのは知識がないと出来ないため、勉強を重ねていく点では大変だと思います。ただ、理解が出来てこうだから今こうなっている、とわかると勉強も楽しくなってきます。
- 大学で学んだことは日々の業務に生かされていますか。芸術療法を学んでいてよかったと思うような場面はありましたか。
- 高齢者の方などは、本学で学ぶ茶道、書道、華道などを経験している方も多いので、私も学びましたと話すと、話題が広がります。
- 看護師を目指す高校生へのメッセージをお願いします。
- 看護師は生涯学習を続けなくてはいけなかったり夜勤などもあり、大変に思う仕事ですが資格仕事なので、職場復帰もしやすく多様な働き方を選べます。入学後の実習や入職後はできないことが多すぎて挫けそうになりますが、そんな時がんばろうと思わせてくれるのは、他でもない患者さんです。とても魅力的でやりがいのある仕事です。人の役に立ちたい、人と関わることが好き、世話好きな方にぴったりだと思います。ぜひ素敵な看護師を目指して頑張ってください!