宝塚大学

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在学生インタビュー 2024

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  • 受験が終わるまで、とても長くて辛い1年間になり大変だと思いますが、やった分だけ確実に力はつくので夢を叶える第1歩だと思って頑張ってください!

    \Profile/  大西 そら Onishi Sora

    学部・学科
    看護学部 看護学科
    学年
    3年次生
    出身校
    大阪府立農芸高等学校
宝塚大学看護学部の特長である芸術療法(音楽・絵画・メイク・笑い・陶芸)の授業は何を選択しましたか?それはどんな授業で、何を学びましたか?
絵画療法と笑い療法を選択しました。
絵画療法では、実際に物を見て書く写生であったりクレパスを用いて絵を書いたり、画用紙などで作品を作ることもありました。絵にはその人の感情が現れていたり、人と人とのコミュニケーションツールになることを学び実際に実習でも絵を通しコミュニケーションを取ることが出来ました。
笑い療法では、ノーズフルートと呼ばれる楽器を用いてみんなで合奏しました。最初は、鼻から音を出すことが難しかったのですが、回を重ねる事にみんなそれぞれ音を出せるようになり賑やかな雰囲気で授業が進んでいきました。笑い療法では、表情や感情の表出以外にも脳の活性化が図れること、リラックス効果もあることを学びました。
また実習では、意思疎通が難しい患者さんでも音楽を通してコミュニケーションを取る事が出来ました。
看護学部は他学部に比べると忙しいイメージがあります。他学部を羨ましいと思ったことはありますか?逆に他学部よりも誇れることはなんですか?
休みが短かったり、テストの量が多い所や実習に行く時など時には我慢しなければいけないこともあるので、そういった場面では他学部を羨ましく思うことはあります。
ですが、同じ夢を持つ仲間達と勉強や実習に取り組む為みんなの仲が良いことや、困った時には助けてくれる友達が多く出来る所などは他学部よりも誇れることだと思います。
3年次生になって、授業もより難しくなっていると思いますが、授業内容において1・2年次生の時との違いは何ですか?また、どのように対応していますか?
1.2年生の時は基礎の授業が全般ですが、3年になると看護過程の展開が始まります。1.2年生で学んだ知識が身についていないと、とても難しく感じることがあったり、自分で考える力が必要になってくる所がこれまでとの違いだと思います。
私自身勉強が苦手なため、まずは出された課題をしっかりとやること、分からないことがあったらそのままにせず理解できるまで調べるなど、苦手だからこそ復習をし授業についていけるよう勉強していました。
3年次生後期になって、領域別実習が始まりましたが、1・2年次生の実習とどう違いますか?
基礎実習でも行く成人領域だけでなく、小児から老年期まで全ての領域の実習に行くため各領域の勉強をしないといけないことや、援助にも本格的に介入するので、日々の勉強量が増えて大変でした。
ですが、実習を通し多数の患者様を受け持たせて頂くため、知識や技術面、さらには、アセスメント力も身につき患者様の目線に立ち考えることが出来るようになり、自分自身成長出来たと感じています。
国家試験の準備は始めていますか?(始めている方は)どんなことをしていますか?また大学のサポートはありますか?
国家試験対策は徐々に進めています。 具体的には基礎の解剖生理から勉強し直し、隙間時間には動画やアプリなどで勉強しています。 大学で国家試験の対策講座や模試などもあるため、学習出来る環境は整っていると感じます。 また、分からない事があっても先生に相談すると快く対応してくださるので、とても有難いです。
忙しい毎日の中でのリフレッシュ方法は何ですか?
忙しい中でのリフレッシュ方法は帰り道にコンビニなどでスイーツを買って帰ることです。家に帰っても勉強をしないといけないので家でも頑張れるためのご褒美としてスイーツを買って食べることが大好きです。
スイーツを買うこともリフレッシュとなるのですが、1番は家で待っていてくれるワンチャン達と戯れるこです。毎日しっぽを振ってお出迎えしてくれると今日も1日頑張ったなと思うことができます。
将来どのような看護師になりたいですか?
看護師として、患者さんの退院後を見据えその方のニーズに合わせた看護を提供し顔を見ると安心出来る。と思ってもらえる看護師を目指したいです。また、患者さんだけでなくそのご家族にも寄り添える看護師になりたいです。
実習に行った際、初めて他職種連携を見る機会がありこれまでの生活背景や家族背景、退院後の支援についてなど、他職種が連携している様子を見ました。様々な職種の中で、1番そばで患者さんを見ているのが看護師であるため、他職種との橋渡しにもなっている事を実習を通し学びました。なので、入院中の生活だけに目を向けるのではなく退院後の事も考え関わることが大切だと思います。また、入院中の患者さんは不安を抱えている方も多くおられます。不安を表出して頂くには、まず患者さんとのコミュニケーションが大切であり、その上で些細な変化に気付くことや信頼関係を構築することにも繋がっていきます。
毎日の忙しい業務の中でどうしても患者さんと関わる時間が減る時もあると思うのですが、その中でも患者さんと関わる時間を増やすことで患者さんに安心して任せて頂けるような関係作りをしていきたいと思いました。
実習中、ご家族の方が面会に来られた場面に遭遇しました。治療を受けているのは患者さんですが、その背景には患者さんの様々な思いを抱えている患者さんのご家族が居られます。そこに焦点を当てた時に、ご家族のサポートを行うことも看護であると気付きました。
この先いつか自分も患者家族になるかもしれないと思うと、不安な気持ちがあります。だから、その気持ちを持つ家族の思いに少しでも寄り添える看護師になろうと考えました。
受験生のみなさんへのメッセージ
受験が終わるまで、とても長くて辛い1年間になり大変だと思いますが、やった分だけ確実に力はつくので夢を叶える第1歩だと思って頑張ってください!
大学に入ると高校生に戻りたいと思ったこともあったので、今しか出来ない事をやりながら最後の高校生活を悔いが残らないように思いっきり楽しんでください!
後は、絶対合格するぞ!という気持ちも大事です!応援しています!!