イラストレーション分野

新たな価値を創出
「人を感動させる作品の創作」を目指し、個々の美意識を育成します。
イラストレーション、絵本、キャラクターデザイン、グラフィックデザイン、Web デザインなど幅広い表現を身につけるカリキュラムを用意しています。
4年間の流れ ※2024年度カリキュラム
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- 1年次
技術と知識の底上げ -
デッサンや色彩構成、立体制作をはじめ、発想力のトレーニングを行い、基礎的な力を修得します。教養科目の講義では、美術史の流れをたどり、クリエイターとしての教養も身につけます。
- 【専門科目】
- ● 発想表現
- ● 空間構成
- ● 色彩構成
- ● デッサンⅠ
- ● 造形表現演習Ⅰ
- ● イラストレーション概論Ⅰ
- ● 視覚表現Ⅰ
- ● 絵画実習
- ● 版画表現
- ● イラストレーションⅠ
- 1年次
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- 2年次
さまざまな表現にチャレンジ -
さまざまな画材による手描き表現を追究します。また、PCを活用したデザインやイラストレーションにも挑戦しながら技術を修得し、デジタルによる表現の幅を広げます。
- 【専門科目】
- ● 視覚表現Ⅱ
- ● イラストレーションⅡ
- ● 編集デザイン表現Ⅰ
- ● グラフィックデザイン演習Ⅰ
- ● デッサンⅡ
- ● 造形表現演習Ⅱ
- ● 視覚伝達論
- ● イラストレーション概論Ⅱ
- ● 造形表現Ⅰ
- ● 広告表現概論
- 2年次
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- 3年次
制作を通じて実践力を向上 -
創作絵本の制作に取り組みます。加えてPCを活用し、グラフィックデザイン、Web 、ロゴマークなども制作。
就職活動を意識した課題制作やプレゼンテーションも行います。- 【専門科目】
- ● 絵本表現Ⅰ・Ⅱ
- ● イラストレーションⅢ
- ● 編集デザイン表現Ⅱ
- ● 挿絵表現
- ● 造形表現Ⅱ
- ● グラフィックデザイン演習Ⅱ
- ● コンテンツデザイン演習
- ● アドバタイジング演習
- ● インフォメーションデザイン
- 3年次
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- 4年次
卒業制作 -
前期は学生自身がテーマを定め、研究課題に取り組みます。後期は4年間で培った自己表現の 集大成として、卒業制作に挑戦。自由に創作することで、新しい表現を得る機会にもなります。
- 【専門科目】
- ● 卒業研究Ⅰ
- ● 卒業研究Ⅱ
- 4年次
イラストレーション分野で学べること
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手描きイラストレーション デッサンなど基礎的なスキルを積み上げ、さまざまな技法を学び自己表現の可能性を広げます。
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グラフィックデザイン デジタルによるデザインやイラストレーションの制作にも取り組み、知識や技術を修得します。
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造形表現 油彩とアルキド樹脂絵具を使った古典的絵画技法から、絵本、立体造形、版画などの造形表現を学ぶことができます。多様な表現方法を学ぶことで、自身の表現方法を広げていきます。
こんな将来につながる
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株式会社トンプウ
エディトリアルデザイナー/
グラフィックデザイナー島崎 未知子- 2016年卒業
埼玉県 埼玉県立鶴ヶ島清風高等学校 出身 - 学内で発行するイラスト集『星の王子さま』の制作に携わった経験が、デザイナーの道に進むきっかけになりました。制作過程では現役で活躍する先生のプロ目線の指導もあり、デザインや冊子制作のノウハウを修得できたことは大きな財産になりました。現在は、雑誌や書籍、パンフレットなどのデザインを行っています。また、大手私鉄会社の依頼で路線図のイラストを担当した巨大なポスターが、駅に掲示されているのを見たときはとても感動しました。今はWebデザインにも興味があるので、勉強しながら活躍の場を広げていきたいと思います。
- 2016年卒業
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2年生
佐藤 有珠- 福島県 福島県立会津学鳳高等学校 出身
- 高校時代の美術部での活動などで慣れ親しんできた絵画をより専門的に学び、多彩な表現力を身につけたいと思い進学しました。イラストレーション分野では、油絵やポスターデッサンといったアナログ表現からイラストソフトを使ったデジタルアート、立体造形までを学修。さまざまな技法を学ぶ中で、表現と発想の幅が広がっていることを実感しています。現役のクリエイターとして活躍する先生方から聞く広告業界の話はリアリティがあり刺激的で、創作意欲をかきたてられます。クライアントからの依頼を想定した課題制作では、文字や言葉で伝えられた要望をデザインに落とし込むことが難しかったですが、そのぶん完成したときの達成感も格別でした。このような制作を通して自分の適性もわかるようになり、将来はストーリーが伝わるキャラクターデザインを手掛けたいと考えています。
授業紹介
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イラストレーションⅠ
安田 隆浩 講師アクリルガッシュを用いて、手描きによる表現で進めます。はじめに表現の演習、次に絵本制作による実践を行います。イラストレーションの表現は多彩で描く人の数だけバリエーションがあります。どのような表現方法があるのかを授業で学修、体験し自分の絵を考えるきっかけにしていきます。また、イラストレーションとは他者とコミュニケーションを図るための一伝達手段です。「絵本」制作を通して第三者への見せ方を考察します。
【授業を通じて身につく能力・スキル】
● アクリル画の基本技術を身につける。
● イラストレーションによる表現力を身につける。
● 条件の制限の中でいかにクリエイティブになれるかを学ぶ。