ゲーム分野

社会に活かす人材に
ゲームの根本的な考え方や最新の技術を身につけながら、家庭用ゲーム、スマートフォンアプリからメタバース企画開発までを実践します。“ゲーム= 人を動かす仕組みづくり” であるUI / UX デザインの本質を学びます。
4年間の流れ ※2024年度カリキュラム
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- 1年次
ゲームづくりの
ベースを修得 -
企画やシナリオのつくり方や、Photoshop、Illustratorの操作法を学びます。ゲームの構成要素である3DCGやキャラクターデザイン、サウンド、プログラミングの知識を身につけます。
- 【専門科目】
- ● コンピュータグラフィックスⅠ・Ⅱ
- ● プログラム基礎
- ● インタラクティブデザイン
- ● ゲームシナリオ制作
- 1年次
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- 2年次
グループ制作で
チームワークを学ぶ -
グループ制作を行い、ゲームづくりの一連の流れを理解します。
ディレクションやプログラミングなど、グループ内で役割を分担し、現場の進め方を体感することができます。- 【専門科目】
- ● ゲーム企画演習Ⅰ・Ⅱ
- ● 3DCGⅠ・Ⅱ
- ● ゲームサウンド演習
- ● ゲームプログラミング入門
- ● ゲームキャラクターデザイン
- ● 企画・発想法とプレゼンテーション技法
- ● Webデザイン演習
- 2年次
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- 3年次
多様な表現を
経験 -
インタラクティブな要素を取り入れながら、ミニゲームやアクションゲーム、ショートムービーなどを企画・制作します。就職活動を見据えた作品制作も開始します。
- 【専門科目】
- ● Webデザイン論
- ● ゲーム企画演習Ⅲ・Ⅳ
- ● 3DCG Ⅲ・Ⅳ
- ● インタラクティブ映像制作
- 3年次
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- 4年次
卒業制作 -
4 年間の学生生活で学んだことの集大成として、卒業制作に挑戦。
イベントに出展し、自分の作品をアピールすることを目標に、各自でゲームコンテンツを制作します。- 【専門科目】
- ● 卒業研究Ⅰ
- ● 卒業研究Ⅱ
- 4年次
ゲーム分野で学べること
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3DCG ゲーム表現で重要な役割を担う3DCG。ツールの使い方を基礎から修得します。
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メタバース企画制作 近年、注目を集めるメタバース。VRや3Dスキャンなど、デジタル表現の可能性を探ります。
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ゲーム企画・デザイン 社会の動向やユーザーニーズをふまえながら、実際にゲームの企画にチャレンジします。
こんな将来につながる
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株式会社スパイク・チュンソフト
エフェクトデザイナー五月女 裕樹- 2017年卒業
埼玉県 浦和学院高等学校 出身 - 『風来のシレン』を開発したゲーム会社、スパイク・チュンソフトのエフェクト班で、キャラクターや背景などの素材を一つの世界観の中になじませるコンポジットや、仕上がりの不備やミスをチェックするオーサライズの業務にあたっています。ゲームの仕事は分業制のため専門性が求められますが、一方で他職種の方とのコミュニケーションが重要です。その点で、大学時代に企画や絵づくり、プログラムなど幅広く学べたことが大いに役立っています。近いうちに班をまとめる仕事に就く予定なので、今後はマネジメント力を磨いていきたいと思います。
- 2017年卒業
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3年生
横井 啓- 埼玉県 埼玉県立芸術総合高等学校 出身
- 宝塚大学のゲーム分野は他大学と違い、ゲーム制作に必要なあらゆる工程を経験できることが魅力です。幼い頃からゲームクリエイターになりたい気持ちはありましたが、自分の得意分野がわからなかったので、学びながら適性を見つけられるカリキュラムは私にぴったりでした。Adobe XDというソフトでアプリケーションを試作する「ゲーム企画演習Ⅳ」の授業では、コンセプトやターゲットなどを詳細に盛り込んだ企画書を作成し、先生にプレゼンテーションしてから開発に進みます。実際のゲーム開発と同様のプロセスを経験することでプランナーに向いていることを実感し、将来の方向性も定まりました。教員はゲーム業界の第一線で活躍されている方ですが、フランクで話しかけやすく、いつでも相談にのってもらえます。日進月歩のゲーム業界の現場についての話を聞くことで、日々学修意欲を刺激されています。
授業紹介
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ゲーム企画演習Ⅱ
吉岡 章夫 教授特定のキーワードから発想の幅を広げる訓練を行い、企画発想力のスピードと内容を高めるとともに、相手に伝える手段を学びます。デザイナーとしてゲームデザインに必要とされるグラフィックスのスキルを身につけ、頭の中のアイディアを目に見える形にする講義です。ゲームショウ等のイベント出展も視野に入れていきます。
【授業を通じて身につく能力・スキル】
● プランナーとして条件を踏まえたうえで魅力的な発想ができる。
● プランナーとして相手に伝わる企画書を作ることができる。
● デザイナーとして必要な精度の高い描画力、レイアウト作成ができる。
● プログラマーとしてのロジカル思考ができる。
● グループ制作を円滑に進めるコミュニケーション力を身につける。