メディアデザイン分野

成立させる表現力を磨く
今、世の中ではどういったものが必要とされているのか。
それを、広い視点から総合的にリサーチ・分析し、発見した内容を多くの人が理解できるカタチに表現する力を育んでいきます。
4年間の流れ ※2024年度カリキュラム
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分野を横断して
学ぶ -
各分野を横断して学び、それぞれのコンテンツの魅力と可能性を探ります。学びを通じてどのようなカタチでアウトプットするかを考えることで、企画力や発想力を育成します。
- 【専門科目】
- ● モーショングラフィックスⅠ・Ⅱ
- ● 映像・演出Ⅰ・Ⅱ
- ● ロックミュージック概論Ⅰ・Ⅱ
- ● 色彩構成
- ● デザイン概論Ⅰ・Ⅱ
- ● 造形表現演習Ⅰ
- ● 放送概論
- ● 視覚表現Ⅰ
- ● メディアリテラシー
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- 2年次
デザインの基礎
トレーニング -
デザインの概念を理解し、幅広い表現方法を研究・体験することで、表現の多様性や美的感覚を養成。C Mをはじめとした広告表現やW e b デザインを通じて、P Cスキルも身につけます。
- 【専門科目】
- ● ゲームサウンド演習
- ● メディアCG表現Ⅰ・Ⅱ
- ● ゲームキャラクターデザイン
- ● グラフィックデザイン演習Ⅰ
- ● 映像制作Ⅰ・Ⅱ
- ● 編集デザイン表現Ⅰ
- ● デザイン基礎演習
- ● 撮影技術Ⅰ・Ⅱ
- ● 映像表現論
- ● メディアプログラミング基礎
- ● 視覚伝達論
- ● コンピュータデザイン演習
- ● 広告表現概論
- ● デザイン企画論
- ● 空間演出演習
- 2年次
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- 3年次
実践を通じて
スキルアップ -
これからの時代に求められるデザインスキルを、実践的な計画立案、制作から身につけます。また、デザインサーベイやアドバタイジングのスキルを体得していきます。
- 【専門科目】
- ● デザインサーベイ
- ● アドバタイジング演習
- ● インフォメーションデザイン
- ● コンテンツデザイン演習
- ● グラフィックデザイン演習Ⅱ
- ● CM表現研究
- ● 音楽(劇場用・TV用・CM用・Web用)
- 3年次
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- 4年次
卒業制作 -
各自が将来進もうとしているジャンルを念頭に、自由な観点から卒業制作に取り組みます。提案性の高い制作を行い、自分自身が今後携わるデザインの分野を示していきます。
- 【専門科目】
- ● 卒業研究Ⅰ
- ● 卒業研究Ⅱ
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メディアデザイン分野で学べること
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グラフィックデザイン デザイナーとして基礎的な技術を身につけます。学外のイベントや企業と連携した広報物の制作で、実践力を高めています。
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映像デザイン 映像メディアに必要な機材やソフトの使い方、発信方法を学び、次世代の映像制作にも挑戦します。
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空間デザイン コンテンツそのものだけでなく、それをどのような空間で展開するかを修得。ステージデザインや照明など、見せるためのデザインを学びます。
こんな将来につながる
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株式会社彩華生活
グラフィックデザイナー成瀬 由唯- 2019年卒業
埼玉県 埼玉県立芸術総合高等学校 出身 - ベビー&キッズブランド「Hello Angel」の社内デザイナーとして、通販サイトや商品パッケージのデザインを手掛けています。この会社には中途採用枠で応募したのですが、新卒であったにもかかわらず認められたのは、渡邉哲意先生のゼミで実際に使用される企業のポスターを制作するなど、実践力が鍛えられたからです。特に卒業制作の伊那バスでのラッピングバスのプロジェクトはテレビ局の取材を受けるなど印象に残っています。100案ものデザインを考えてクライアントに提案を行ったのは、仕事の厳しさを知るとともにデザイナーの道へ進む覚悟ができる貴重な経験でした。
- 2019年卒業
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3年生
村松 美春- 茨城県 茨城県立取手松陽高等学校 出身
- 入学時点で将来の目標が定まっていなかった私にとって、全分野から興味のある科目を学んだうえで専攻を決められる宝塚大学のカリキュラムは理想的でした。現在は、ポスターやパンフレットなどのデザインや、広告やコンテンツの企画展開について勉強しています。仕事としてデザインを行うには、クライアントの要望をうまく形に落とし込む力が必要になりますが、それを実践的に学べたのが「コンテンツデザイン演習」でした。授業では、秋田県由利本荘市の地域活性企画「黄桜すいプロジェクト」と連携し、地域の萌えキャラを使った日本酒のラベルをデザイン。企業から提示されたコンセプトをデザインに落とし込むのは難しかったですが、先生のアドバイスも受けながら提案にこぎつけました。納得の仕上がりとなった私の案が採用されて、製品として販売されたことは大きな自信になりました。
授業紹介
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撮影技術Ⅱ
神林 優 専任講師デジタル技術の興隆によって、メモを取るように撮影しソーシャルメディアなどを通して共有することが日常化しています。それに伴い、写真や映像に関連する知識や技能が求められています。撮影技術Ⅰで修得した基礎的な技術を踏まえ、次の段階としてライティングを使用した撮影技術の修得を目指します。また、表現者として応用的な撮影や作品制作を行います。
【授業を通じて身につく能力・スキル】
● 基本的な撮影技術を理解し実践的な撮影ができる。
● ライティングの基礎知識を理解し撮影に活用できる。
● 撮影したデータを適切に編集・処理できる。
● 撮影技術を活用した撮影で作品を制作し発表することができる。