2021年12月27日
宝塚大学学長　米川英樹

　2021年もいよいよ幕を下ろそうとしています。新型コロナウイルスも感染者が減少して落ち着いてきました。学生の皆さんには年末・年始の冬期休暇を控えて、楽しみにしていることも多いことと思います。ぜひ、ゆっくりした時間を過ごして、1年間の疲れを癒してもらいたいと願っています。

　しかしながら、昨日大阪府で市中感染によるオミクロン株の感染者が出現しました。感染者の勤務地である学校は急遽全校臨時休校となり、教職員も児童も全員がPCR検査を受けることになりました。

　オミクロン株の感染力は強く、イギリスやアメリカのように一気に感染爆発が起こることが懸念されています。

　学生の皆さんには、今一度「うがい・手洗い・マスク着用」を心掛けて下さい。また、大人数での飲み会やたくさんの人が集まる場は避けてください。ワクチンの3度目の摂取も始まりますので、活用してください。

　年明けには、国家試験や卒業制作、そして卒業・進級という最も大事な大学生活の節目が控えています。皆さんが無事に今年度のゴールを迎えることができるよう、気を緩めることなく着実に進んでいきましょう。

　万が一にも、感染者や濃厚接触者となった時は、「感染者及び濃厚接触者になったら」を参考に、休暇中でも迅速な対応をとっていただくようお願いします。

　新しい年が皆さんにとって良き年でありますよう。
　新年にはお互いに元気な姿で会いましょう。