2025年12月04日NEW
宝塚大学ダイバーシティ&インクルージョン宣言について
ダイバーシティ&インクルージョンについて
今日、国際社会おいて、人種、民族、国籍、性別、性自認、性的指向、年齢、言語、宗教、信条、障がいの有無等にとらわれることなく、生き方や価値観の多様性を尊重する社会に向けた取組みが進められています。また、科学技術の発展や急速なグローバル化の進展により、社会の複雑化、多様化が進む中で、これまで以上に互いの尊厳を守り、尊重しあうことが求められています。
現代社会においては、多様性(ダイバーシティ)が各人の独自性として、当然に包摂(インクルージョン)されているような環境づくりがあってこそ、組織全体としての更なる発展に繋がっていくものであり、それは大学においても同様と考えています。
宝塚大学は、2010年4月1日に「宝塚大学人権擁護に関する宣言」を発し、様々な価値観の多様性を尊重しながら、教育・研究・社会貢献等の諸活動を行ってまいりました。
これまでの歩みを踏まえつつ、大学に求められる役割・使命及び本学が目指すべき大学像の実現に向けて、ダイバーシティ&インクルージョンを積極的に推進するという姿勢を明確にしていくために、今般「宝塚大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)宣言」を策定しました。今後、全ての構成員(学生、教職員、本学の活動に関わる全ての関係者)の皆様の様々な多様性を活かし、D&I推進活動に取り組んでまいります。
| 宝塚大学ダイバーシティ&インクルージョン宣言 |
宝塚大学の全ての構成員(学生、教職員、本学の活動に関わる全ての関係者)が、様々な価値観や生き方を重んじ、個性と能力が十分に発揮できるよう、次の方針のもとダイバーシティ&インクルージョンを推進します。
① 宝塚大学は、ダイバーシティ&インクルージョンに関する意識を啓発し、構成員が、それぞれの個性を尊重しながら、ともに学び、働けるようなキャンパスを形成します。
② 宝塚大学は、構成員が公正な機会により個々の能力を十分に発揮できるよう、適切な教育・研究・就労環境づくりに努めます。
③ 宝塚大学は、障がいを理由とする差別の解消と、合理的配慮を必要とする構成員への支援に努めます。
④ 宝塚大学は、構成員の学業・キャリア形成の両立とワーク・ライフ・バランス実現のための支援に努めます。
2025年12月
学校法人宝塚大学 理事長 玉本 隆一
宝塚大学 学長 中岡 司