2022年7月16日
宝塚大学新型コロナウイルス感染症対策本部

　本年２月上旬が新型コロナウイルス感染症の第6波のピークであり、その後数ヶ月、新規感染者数は減少傾向にありました。しかし、６月下旬以降再び全国的に上昇傾向に転じ、最近ではオミクロン株のＢＡ.５系統への置き換わりによって感染者数が跳ね上がっており、本学においても東京新宿、大阪梅田の両キャンパスにおいて７月以降感染者数の増加が顕著にみられる状況となっています。現在、国・政府の方針では、新たな行動制限を行うのではなく社会経済活動をできる限り維持しながら感染拡大対策の対応をすることとしております。だからこそ、各々が「感染しない」「感染させない」を合言葉に、これまで以上に感染予防対策を徹底しながら、日々、リスクの高い行動を控えつつ責任感を持って慎重に行動することが重要となります。

　学生の皆さんは、前期授業の終盤を迎え、そろそろ前期定期試験の準備等に取り掛かろうとしている頃かと思います。その定期試験の前後に夏季休業期間を迎えることとなりますが、夏季休業期間に帰省や旅行などを計画している方もいるでしょうし、普段会わない人との交流などの接触の機会が増えることも予想されます。
　改めて「感染防止対策の徹底」をお願いいたします。
　３密（密集・密接・密閉）や特にリスクの高い５つの場面を回避し、人と人の距離の確保を図ってください。熱中症にも気を配りつつマスクを適切に着用し、こまめな換気を行ない、手洗等の手指衛生を保ってください。
　また、毎日検温して健康観察を行い、自己管理に努めるようにしましょう。軽度の発熱、倦怠感など少しでも体調が悪ければ外出を控えるとともに、積極的な受診と検査を行うことを推奨します。

　本学では引き続き感染拡大防止と学修の継続を図ってまいりますが、感染が急速に拡大をしている現状があり、学生の皆さんのご理解とご協力が不可欠です。「自分自身と大事な人の命を守る」ため、一人ひとりが気を緩めることなく感染防止の取組みをお願いします。