宝塚大学

合格体験記

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卒業生インタビュー 2019

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  • たくさんの人の支えとなれるような看護師になって下さい。

    \Profile/ 射矢 雄貴 Iruya yuki

    卒業年度
    2018年度卒業生
    出身学部・学科
    看護学部 看護学科
    勤務先
    千里中央病院
今現在の所属と仕事内容を簡単に教えてください。
現在、回復期リハビリ病棟に所属しており、主に脳血管疾患や脊髄損傷、骨折の患者さんがいます。私たち看護師は日々の患者さんの全身観察だけでなく、ADLの小さな変化にも気が付けるように観察し、ADLの改善や失われた機能の再獲得が出来るように患者さんと接しています。また退院に向けての患者さんの不安な点を確認し、解決に向けてアプローチする事や、病棟内での患者さんの状態や様子などセラピストやMSW、家族の方へ情報共有することも看護師として大切な役割の一つです。

※ADL…移動・排泄・食事・更衣・洗面・入浴などの日常生活動作のこと
※MSW…医療ソーシャルワーカー
なぜこの病院(病棟)を選びましたか?
パートナーシップナーシングシステムを導入しているため、質の高い看護を患者さんに提供することができると感じました。また、インターンシップ時に看護師同士がコミュニケーションをとっている場面を多く見ることができ、人間関係の良さを感じたためです。

※パートナーシップナーシングシステム…二人の看護師がペアを組んで複数の患者を受け持ち、対等な立場でお互いの特性・能力を活かしながら補完・協力し合い、看護業務を行うこと
思っていた「看護師」像と実際働いてみての「看護師」像でギャップはありましたか?
今と学生時代では、患者さんを受け持つ事の「責任感」や「重み」が全然違い、常に気を張っている気がします。しかし、その分看護師としてのやりがいも感じる事が出来ています。
やりがいを感じるときはどんなときですか?
日々患者さんと接している中で「いつも親切にしてくれてありがとう」や「あなたが担当の時には安心してられる」と言われた事があります。そういった患者さんの言葉で自分自身が誰かの役に立つ事が出来ていると実感でき、やりがいを感じています。
日々の業務の中で大変だと思うことは?また、どのように対応したか。男性看護師で苦労したことは?
まだまだ知識や技術もなく、患者さんやご家族の方に質問を受けた時にも間違った情報を伝えるわけにはいけない為、答えに迷う場面もありましたが、そういった時には先輩に相談し、問題解決につなげることができました。また、業務に追われて焦ってしまう場面もありますが、そういう時こそミスをしないように冷静に慌てず仕事をするように心がけています。
大学で学んだことは日々の業務で生かされているか。芸術療法を学んでてよかったと思うような場面はありましたか。
実習などを通して患者さんとの向き合う姿勢や、患者さんの個別性を活かした看護を学ぶ事が出来たため、そういった部分を現在も業務に活かす事ができています。
看護師を目指す高校生へのメッセージ
私は看護師の母がおり、高校生の時に「将来は母のような多くの患者さんの支えとなれるような看護師になりたい」と思い、宝塚大学に進学しました。授業の課題や実習、国家試験勉強と辛いことや落ち込むこともありましたが、実習中に患者さんと良い関係性を築くことができた時や友人や先生と支え合いながら勉強に取り組み、国家試験に合格した時には喜びや達成感を感じる事が出来ました。
看護師は多くの人と関わる事のできる職だと思うので、たくさんの人の支えとなれるような看護師になって下さい。