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【Takara Nursing】大阪府立柴島高等学校対象の高大連携講義を実施しました!

1112日(水)と1117日(月)に、柴島高校看護コースの2年生23名が大阪梅田キャンパスにて基礎看護学分野の演習授業を受けました。演習のテーマは「喀痰が貯留し、呼吸困難になった患者の援助」で、呼吸音の聴取や酸素量の測定、口腔内吸引を行いました。

演習では、実際に聴診器を使って自分の身体の音を聞いてもらうだけでなく、痰などの分泌物が貯留した患者を想定し、呼吸時に肺から聞こえる異常音(肺雑音)をシミュレーターモデルを使って聞いてもらいました。高校生のみなさんは肺雑音を聞き、「ゴロゴロなってる!」と自分の身体の音との違いを実感している様子でした。また、パルスオキシメーターを使って血液中の酸素量の測定も体験してもらいました。
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口腔内吸引の演習では、痰などの分泌物を吸引する方法や、吸引時の声掛けなどを学んでいただきました。高校生からは「痰の吸引を体験したのは初めてで、良い経験になりました。カテーテルは映画で見たことはあったけど触ったことは無かったので、あんなにクニャクニャしているんだと思いました。」「吸引後に患者さんに声をかける場合は、目的に合わせた声かけをする必要があるということを学べました。」などの感想があがりました。実際の吸引技術を学ぶ中で、たくさんの知識や気付きが得られたのではないでしょうか。
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演習後はキャンパスツアーや在学生との交流を行いました。
キャンパスツアーでは、各実習室をまわり、実習室についての説明や、本学自慢の茶室にもご案内したことで、宝塚大学でのキャンパスライフをイメージしていただけたと思います。
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在学生との交流では、高校生のみなさんが気になることに本学の学生がお答えしました!学生だからこそ話せる大学生活のリアルや、高校生のうちにしておいて良かったことなどをお話しし、高校生のみなさんも交流を楽しんでいる様子でした。
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講義を終えて、「普段学校の授業では学ばないことを学ばせてもらったので、とても勉強になりました。」「私の将来の夢は看護師さんになることなので、改めて頑張りたいと思いました。高校を卒業してからの進路について見つめなおすことができました。」と嬉しい感想をいただきました!
今回の高大連携講義を通して、たくさんのことを感じていただけたのではないでしょうか。この体験が高校生のみなさんの進路決定の参考になればと思います。