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【看護学部】11/4(火)大阪国際空港航空機事故対策総合訓練に参加しました。

2025年11月4日(火)、看護学部生83名が、実機を使用した「2025年度大阪国際空港航空機事故対策総合訓練」に参加しました。

この訓練は、大阪国際空港で航空機事故が発生したという想定のもと、大阪国際空港緊急計画の検証を行うとともに、空港管理者や消防機関、警察、災害医療チーム(DMAT)など計47機関が緊密な連携と協力により、迅速かつ適切な消火・救難・災害医療活動を実施することを目的とした大規模な総合訓練です。
本学看護学部は協力機関として参加し、学生たちは傷病者役として訓練に協力しました。

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当日は、航空機が着陸後滑走路で擱座ののち火災が発生し、乗員・乗客に多数の負傷者が発生したという想定で、現場指揮所の設置、トリアージ、応急処置、救急搬送、ヘリでの緊急搬送など、実際の災害現場を想定した緊迫感あふれる訓練が展開されました。

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学生たちは、傷病者役として、それぞれに設定された無傷者や負傷者となり、避難や救助、トリアージ、応急処置、搬送といった一連の災害対応を体験する中で、災害時の医療活動やさまざまな機関との連携の重要性について理解を深めることができました。
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訓練後には、参加した47機関全員の訓練講評が行われました。講評の中で、「関係機関といかに連携し、事故発生時に迅速かつ円滑に対応することの大事さ」について改めて共有がなされました。

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今回の訓練を通じて、本学の学生にとっては実践的な学びの場となったこと、そして今後の看護師としての資質向上の貴重な機会となりました。
今後も宝塚大学看護学部では、地域や関係機関との連携を通じて、実践力と即応力を備えた「看護のスペシャリスト」の育成に努めてまいりたいと思います。