【Takara Nursing】フィジカルイグザミネーション「モデル人形を使って、心臓、肺、瞳孔を知ろう!」
11月13日と18日に柴島高校看護科の生徒さん(主に2年生)33名が、宝塚大学にて基礎看護学分野の演習を受けました。演習はフィジカルイグザミネーションで、「モデル人形を使って、心臓、肺、瞳孔を知ろう!」というテーマでした。
高校生の皆さんは、初めてみるモデル人形の機能に驚きながらも、心音や呼吸音を手順通りに聴く演習を行いました。聴診器には膜面とベル面があり、聴く部位によって面を変えながら手で温める手技をすぐにマスターしていました。また、自分の身体や友人の心音や呼吸音も聴取して、生命維持に必要な酸素や栄養素を身体の各組織・細胞に運ぶ役割を理解しました。
瞳孔測定や対光反射の演習では、相手に正面を見てもらい、ペンライトなどの光を斜めから瞳孔にあて、光によって瞳孔が収縮するかどうかを観察しました。瞳孔左右不同がある場合には、脳の異常を早期発見できることなどを学び、日々の観察が看護師の技術であることを学びました。
今回は、「モデル人形を使って、心臓、肺、瞳孔を知ろう!」ということで、高校生の皆さんが看護や医療に対する関心をさらに深めてくれることを期待したいと思います。