大阪府に対する医療用備品の寄付について
現在、新型コロナウイルス感染症の治療として、本学の卒業生を含む医療関係者の皆さまの懸命なご努力により、多くの方々の命が守られています。そうした状況を踏まえ、学生からは、看護専門職をめざす者として医療関係者の皆さまをサポートしたいとの声が寄せられ、また、大学としても、看護学部の教員を中心に、地域医療にどのような形で貢献すべきか検討を続けてまいりました。
この度、本学看護学部が保有する医療用備品のうち下記備品について、大阪府へ寄付の申し出を行いました。
・手術用ガウン バイメディック 42着
・ケアガウン ケックスター 60着
・プロシェア滅菌サージカルガウン 230着
・PEシューズカバー 200枚(概算)
・サージキャップ 250枚(概算)
・ポリエチレングローブ 3200枚
4月17日に大阪府庁へ搬入し、大阪府健康医療部次長の西野様へ本学を代表して小原大学事務局長からお渡しした次第です。西野様からは、大阪府の医療関係の施設等で活用させていただきたい、と感謝のお言葉をいただきました。
本学が提供できる備品は少ないかもしれませんが、この度の寄付を通じて、医療関係者の皆さまを地域全体で支えあう、そうした機運醸成の一助となればと考えております。
最後に、地域医療を支えるために日夜懸命に勤務されている医療関係者の皆さまに対して心より敬意を表しますとともに、地域医療に貢献できる看護専門職の育成に取り組んでいる本学としましても、より一層その使命を果たしてまいる所存です。
2020年4月20日
宝塚大学 学長 米川 英樹