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入学前学習会を実施しました

2月16日(土) 大阪梅田キャンパスにて、看護学部 入学前学習会を実施しました。

この学習会では、4月入学予定の推薦入学選考合格者の皆さんを対象に、宝塚大学で学ぶ意義、看護学部で学ぶ意義について考えていただけるようなプログラムを提供しています。

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今回は、四国こどもとおとなの医療センターでアートディレクターとして活躍されている、本学非常勤講師の森 合音先生による講演を行いました。
四国こどもとおとなの医療センターは、香川県善通寺市にある国立病院で、病院全体にアートを導入した地域の拠点病院です。地方の病院にもかかわらず全国からの視察が絶えず、研修医の希望者も殺到しているそうです。

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森先生からは、アートディレクターの仕事内容について事例とともにご紹介いただきましたが、その中で「ホスピタルアート」とは病院内に創造的な問題解決の場を作ることであり、その改善プロセスの中で医療者と患者様、クリエイター、地域住民の方が歩み寄り、対話の中から「新しい病院のかたち」「新しい価値」を想像していく取り組みである、との説明がありました。
入学予定者の皆さんも、ホスピタルアートの最新事情についてメモを取りながら真剣に聞き入っておられました。

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また、ナイチンゲールの言葉を引用して、アートに求められる「観察力」「想像力」「創造力」は、これからの看護師にも必要な力であることが紹介されました。

患者様の自然治癒力が最大限に活かされる医療環境を作るためには、看護師自身が観察力を持って「クリエイティブ」になることが大切であり、宝塚大学で学ぶ意義がそこにあるのではないでしょうか。

参加していただきました入学予定者の皆さん、お疲れ様でした。
そして4月にお会いできることを楽しみにしています!