宝塚大学

合格体験記

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卒業生インタビュー 2021

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  • 失敗をプラスに変えれる人になってもらいたいと思います。ミスを次に繋げられる人になってもらいたいと思います。

    \Profile/ 柴田 唯衣 Shibata Yui

    卒業年度
    2020年度卒業生
    出身学部・学科
    助産学専攻科
    勤務先
    加古川中央市民病院
今現在の所属と仕事内容を簡単に教えてください。
助産師として産婦人科に勤めています。
ハイリスク妊産褥婦、新生児の看護にあたっています。また、お産の間接介助に入り、お産の現場に立ち会うこともあります。徐々に婦人科疾患の看護も行っています。
なぜこの病院(病棟)を選びましたか?
通常分娩から、ハイリスク分娩まで経験することができ、緊急時の対応も身につけられるためです。さらに、「赤ちゃんに優しい病院」に指定されており、母乳育児について経験ができるからです。
新型コロナウイルスで大変な中の入職となりました。現場の方はどのように対応され、どのようにこの数か月を感じていますか?
息抜きができず、なかなかリフレッシュしづらい日々が続いていますが、同期と励まし合いながら仕事しています。私が勤めている病院は新型コロナウイルス感染症の患者さんを受け入れている病院ですので、感染対策や行動制限などは厳しい方だと思います。助産師として、入院している妊産婦や新生児に迷惑がかからないように、行動に気をつけています。
学生時代に思っていた「助産師」と入職後の「助産師」像についてギャップはありますか。
私の中で大きなギャップはありません。ただ、想像していた以上に、患者さん自身が妊娠、出産、育児に対して、また、女性の体について知らない人が多いなと感じています。将来、女性に自分自身の体について知る機会を作れるような助産師になりたいと考えいています。
やりがいを感じるときはどんなときですか。
患者さんに「ありがとう」と声をかけてもらい、笑顔で退院していくのを見届ける時です。 頑張って良かったなと思えます。
日々の業務の中で、大変だと思うことはありますか。また、どのように対応されましたか。
初めてのことを日々学んで、経験していくことが身体的にも精神的にも大変です。ですが、分からないことを先輩に聞き、疑問のままにしないことで1歩ずつではありますが、成長していけたらと考えています。
専攻科での学びは、どのように生かされていますか。「宝塚大学 助産学専攻科に通ってよかった」と思うことはありますか。
保健指導のパンフレットを実習中に作ったことが大変でしたが、今ではその時の知識が退院指導にも活かされています。また、アタッチメントヨガやベビーマッサージの資格をとることができ、実際に使用する機会はまだないですが、知識として役立っています。
助産師を目指す受験生へのメッセージをお願いします。
失敗をプラスに変えれる人になってもらいたいと思います。 私たちの仕事はミス1つで患者さんに影響を与えてしまう仕事です。初めてすること、慣れないこと、また、慣れてからも人はミスをします。実際、私も入職してからミスをしています。そのことでプレッシャーで潰れそうになったこともあります。それでも人はミスをするものなので、そのミスを次に繋げられる人になってもらいたいと思います。辛い時は逃げてもいいと私はいいと思います。