学科

授業ピックアップ

看護の学び

基礎看護学

すべての看護学の基盤となる科目 最初の病院実習も経験する

基礎看護学は、人々が、よりよく幸せに生きることを支える看護学の基盤となる学問です。各領域の看護学の学習を積み重ねて発展させていくためにも重要な科目です。
ここでは、はじめて看護学に触れる学生が、人々を援助する知識・技術はもちろん、倫理や法規といった看護師の社会的役割についても学習していきます。
基礎看護学実習室では、患者さんの療養生活の場であるという認識をもって、適切な身だしなみや、言葉づかいを考えるところから始め、ベッドメイキングや体位変換等の基本的な看護技術を学びます。
演習では、患者役と看護師役の両方を体験して、患者さんの思いやニーズを考えて、安全・安楽で、自律・自立につながる看護技術を学習することを大切にしています。
「基礎看護学実習I」では、コミュニケーションを通して、患者さんの思いやニーズを理解します。また、看護の役割・機能について学び、看護職者に必要な倫理的態度を養います。
「基礎看護学実習II」では実際に一人の患者さんを受け持ち、看護を展開する基礎的能力を修得して、3年次以降の領域別実習につなげていきます。

精神看護学

看護の正解は1つではない 想像力をフルに働かせてケアを考える

精神看護学の魅力は、人と人との関わりがより多くできるところです。想像力をフルに働かせ、精神障がい者の強み(strength)を活かすため、どのようなケアが必要かを考えます。精神疾患の原因は現在不明です。今の治療で効果のない人もいます。そこに正解はありません。全身を耳にして、患者の話を傾聴し、一緒にできることを考え、実行します。その過程は、苦労もありますが、楽しくて実りの多い時間です。講義・実習でこれらのことを皆さんと一緒に学びたいと思います。

小児看護学

子どもだって知る権利がある・・・子どもの心の準備を援助する「プレパレーション」

小児看護が担う役割は、病気にかかって入院した子どもだけでなく保育園・学校へ通う子どもなど、すべて子どもの健やかな成長・発達を支えることです。小児看護学では、検査・治療・処置による痛みや恐怖を軽減するために子どもの発達にあわせた説明をしたり、気を紛らわせたりするなどの援助方法(プレパレーション)を学びます。
学内演習では、グループワークで‘どうすれば入院や検査・処置における子どもの苦痛や恐怖心を軽減できるか’‘どうすれば子どもが治療に主体的に取り組むことができるのか’について学生同士で話し合い、子ども自身の力を引き出す方法を考えます。小児看護学実習では、学内での学びを生かして実際にプレパレーションを実践するのですが、想像以上に自身で乗り越えるための対処能力を備えている子どもたちと出合い、学生達は、心の準備を促す援助の大切さを実感しています。
※写真は、実際の演習で学生が作成した「子どもへの説明のためのツール」です。(キワニスドールを使って)

社会疫学

健康問題をエビデンスの蓄積で解明する!

不健康な生活を続けていて病気になった場合、あなたはどう思いますか?自業自得だから仕方ないでしょうか?でも、これは病に倒れた人に対する犠牲者非難ともいわれます。
人はどうして線引きをしたり、区分けをするのでしょうか。病に倒れてなお非難されてしまう人の存在や心の声は、時に社会的に可視化されにくいことがあります。存在が可視化されないことによる不利益は、その当事者だけが背負わざるを得ず、支援や救済がされないまま取り残されることがあります。
しかし、大規模な調査は不可視な存在を「点」にして、「線」にして、「面」にして、そして立体的に現象を顕していくことができます。なぜなら人々の声が、当事者の声が、説得力のある「データ」となり『エビデンスの蓄積』となるからです。講義を通じてみなさんと考えていきたいと思います。

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芸術の学び

1年次生(伝統芸術表現研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

「芸術は人々の心を癒し、看護はこころと身体を癒す」
伝統芸術表現研究Ⅰ(茶道と香道の理論と表現)

茶道の基礎を理論的に学び、茶を「点てる」「飲む」という実践を学びます。また、茶会によるもてなしやお香の基礎知識を京都の老舗で学習体験します。茶道における礼儀作法や立ち振る舞いなども学びます。


伝統芸術表現研究Ⅱ(生け花の理論と表現)

生け花の伝統芸術について、その成立過程、背景、意義などを学び、実技を行います。実際に花を生けることにより、「花を活かす」ことを知り、「花の命の奥深さ」も学びます。


※2014年10月、大阪で開催された第16回日本救急看護学会学術集会において、フラワーセラピーサークルのパフォーマンスが行われました。


伝統芸術表現研究Ⅲ(書芸術の理論と表現)

「自分を表現すること」
三体(楷・行・草)、隷書、篆書、仮名などの成り立ちを学び、「千文字」「般若心経」などの手本を元に実践します。他人が書いた書を鑑賞したり、自分を表現することから書(文字)の芸術的な魅力に目覚めるかもしれません。

2年次生(癒しと芸術)

偉人の言葉に触れ、癒しと芸術の関連、看護における芸術の役割学び、感性を磨く技の基礎を学びます。
明暗のグラデーションから、色彩感覚を磨いたり、遠近表現の基礎や音楽を絵画で表現する方法を学びます。

3年次生(看護と芸術Ⅰ①~⑤)

看護と芸術Ⅰ- ①(絵画療法)

「描くことにより自己の感情を表す。描かれたものを通して対象の心理状態を知り、コミュニケーションへとつなげる」
アートと共に、精神医学、心理統計の基礎知識を学び、模擬カウンセリングを通して問題・事例の対処法について学んでいきます。


看護と芸術Ⅰ- ②(音楽療法)

「音楽の構造」
「生理現象としての音楽~音楽による刺激と鎮静~」
「音楽が脳に与える影響とは~音楽と心そして病~」

音楽を通して、現代社会に生きる人間のさまざまなストレス解消や心のケアについて学びます。


看護と芸術Ⅰ- ③(笑い療法)

「ちんどんセラピー」は、こころと身体にアプローチする芸術療法のひとつです。音楽、大道芸、踊りの3要素からなる癒しの「ちんどんセラピー」を楽しむことで、演じる楽しさを学びます。そして健康教室などグループでの企画を通して体験学習をします。


看護と芸術Ⅰ- ④(セラピーメイク)

「外観を整えることで、前向きに明るく行動的になる」
化粧による心理的効果が『化粧療法』として確立されてきています。看護師としての身だしなみである「セルフメイク」、人の心に寄り添う「セラピーメイク」、看取りの「エンゼルメイク」といった3つの化粧分野の知識と技術を学びます。


看護と芸術Ⅰ- ⑤(陶芸療法)

基礎的な焼き物の技術や制作過程を体験することから、何かに熱中して取り組む機会を持ち、また、絶えず変化し続ける土と向かい合うことで他者とのかかわり方も学ぶことができます。


※2014年度オープンキャンパスでは「陶芸体験~タマゴのジガゾーをつくろう~」と題して好きな絵を描いて写真のような焼き物を作りました。

4年次生(癒しと芸術Ⅱ)

看護と芸術Ⅱ(治療環境とアメニティ)

「空間、家具、絵画、衣服、ピクトグラム(絵文字)、色彩・・・」
アメニティの効果の視点を生かし、病院のインテリアデザイン、医療とファッション、デザインと機能性などについて、グループワークやワークショップなどで深めます。4年次という最終学年だからこそ、これまでの看護学実習での経験の積み重ねが研究的な視点へと生かされていきます。


「イラストレーションを用いたコミュニケーションと表現」
付箋を使用してイラストレーションを表現しました。


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