ボランティアについて
ボランティアをはじめてみよう!
大学生にとっては、講義や演習などの正課を通しての学びだけでなく、正課外の活動を通しての学びも重要な成長の場となります。正課外の活動の中には、ボランティア活動やNPO(ボランティア活動などの社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体の総称)に関わる活動があり、大学の外に出て、実社会においてボランティア活動などを行うことは、社会性や自主性といった、今後社会人になるうえでの重要な基盤を身につける機会にもなります。
また、様々な人と出会いや社会とかかわることで、広い視野や新たな価値観、多くの「発見」を与えてくれます。自分の将来のための経験としてこういったことに参加してみるのもいいかもしれません。
ボランティア活動に興味がある学生は、事務局 学務課(学生)・ボランティア係まで気軽におこしください。
ボランティア係とは一体何だろう?
学務課(学生)・ボランティア係は、学生のボランティア活動の幅を広げその活動をサポートします。
概要
ボランティア係は、学生のボランティア活動の活性化を目指し、学生の持つエネルギーと、地域社会とを結びつける役割を担っています。学生が社会に関わり、地域貢献をしていくことを目標にしています。
・ボランティア活動希望学生の相談窓口
・ボランティアを必要とする地域住民や機関の窓口
・ボランティア活動に関する情報提供
・ボランティア活動に関する調査・研究
・ボランティア活動中の事故に備えての保険加入促進
問合わせ先
〒665-0803 兵庫県宝塚市花屋敷つつじガ丘7番27号
宝塚大学 学務課(学生) ボランティア係
TEL:072-756-1231 (月曜~土曜 午前9時~午後4時45分)
Email : volunteer
学生ボランティア登録
学生ボランティアとして活動を希望する学生は、学務課(学生)・ボランティア係にて、「学生ボランティア 登録シート」を提出してください。
学生ボランティアとして登録を済ませた学生には、ボランティア活動に関する相談や、大学に寄せられるボランティア情報を優先的にメール配信し、学生と共に考え、興味のあるボランティアをコーディネートいたします。
※今後、大学に登録された学外ボランティア団体の募集情報の提供や、ボランティア学生の育成・支援活動、継続して行われたボランティア活動を単位として認定する制度の導入を検討しています。
賠償責任保険への加入
学外におけるボランティア活動を希望する学生は、万が一の事故に備えて、自費で「学研災付帯 賠償責任保険」への加入をお願いしています。学生ボランティア登録の際に、該当する下記保険料をお支払ください。但し、2008年度以降入学者のうち「学研災付帯 学生生活総合保険」に既に加入している学生は新たに、「学研災付帯 賠償責任保険」に加入する必要はありません。
保険名称 | 【Bコース】インターンシップ・教職資格活動等賠償責任保険 | |||
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補償内容 | 保険期間中に、大学が認めたインターンシップ、介護体験活動、教育実習、保育実習、ボランティア活動及びその往復中で、他人にケガをさせたり、他人の財物を破損したことにより被る法律上支払わなければならない損害賠償金をてん補限度額の範囲内で支払われる。 | |||
補償内容 | 1年間 | 2年間 | 3年間 | 4年間 |
補償内容 | 210円 | 420円 | 630円 | 840円 |
※保険内容の詳細については、学務課(学生)・ボランティア係までお問合せください。
ボランティアの心得
1.約束を守る
活動日、時間、場所、内容などをはじめに確認し、活動先と約束したことは必ず守りましょう。また、無断で活動を休んだり、遅刻などは絶対にしてはいけません。もしもやむを得ない事情で活動を休む場合は、事前に活動先に連絡してください。約束を守ることは、お互い気持ちよく活動するための最低条件です。
2.無理をしないこと
自分ができる範囲で計画をたてることが大切です。活動を生活のリズムの中に取り入れて、無理をせず、細く長く続けましょう。また、無理なときは、はっきり断ることも必要です。生活や学業などを犠牲にしていると長続きはできません。
3.まわりの理解を得る
活動をするうえで不可欠なことは、大学はもちろんのこと家族や友人の理解を得ることです。活動を内緒にせず、温かい理解を得られるように努めましょう。家族や友人にも理解や関心を持ってもらえれば、活動の輪を広げることにもつながります。
4.身の回りのことからやってみる
肩の力を抜いて、あなたに合ったやり方で、はじめは気軽に身の回りのできることから始めてみましょう。
5.活動の目的を理解し、行動する
あらかじめ活動の目的を理解し、行動することが大切です。善意の押しつけによる"自己満足"で終わらせるのではなく、相手の気持ちになり、相手が本当に求めていることを理解して、状況に応じ柔軟に対応していくことも必要です。
6.相手の「自立」を妨げないこと
福祉や教育など"直接人に関わる"ボランティア活動は、相手の自立を助けるものです。必要以上に手を出すことはかえって相手の自立を妨げることになります。
7.もしものことを考える
活動中の事故に遭わないために、安全確認をしましょう。自分ひとりのことだけではなく、相手のことも考えるようにしましょう。そして自分だけで判断できないことは責任者に指示を仰いで行動しましょう。
8.プライバシーや秘密を守る
活動を通して、様々な相談を受けたり、分野ごとの特殊な事情を知ることがあります。しかし、相手のプライバシーや、活動を通じて知り得た情報と秘密は守りましょう。また、そうすることによって活動におけるお互いの信頼関係が生れるでしょう。
9.政治活動や宗教活動とは区別すること
自分が支持している政党や、自分が信仰している宗教を活動内の相手に勧めたり、強要しないこと。人それぞれの考え方があり、信じていることが違って当然です。お互いの人権を尊重しましょう。
10.自分自身を成長させる
活動を始めてからも研修や学習会に積極的に参加しましょう。常に活動に必要な知識や技術を高めるように努力しましょう。
11.一人で悩まないこと
活動中の疑問、分からないこと、困ったことが起こった場合は、活動先の担当者もしくは本学ボランティア課窓口に遠慮なく相談してください。些細なことでも早期に解決していくことが大切です。
12.楽しんで活動すること
ボランティア活動を楽しいものにしてください。あなたのその気持ちは相手にも伝わります。活動することで、発見や出会い、充実感や感動、喜びがあることでしょう。
** ボランティア活動をするうえで一番大切な心がけ **
ボランティアは、自分がいい事を"してあげている"という姿勢でのぞんではいけません。相手と対等な立場であること、またボランティア活動を通して、自分が教えてもらっている、貴重な体験をさせてもらっている、という"謙虚さ"を忘れずに活動しましょう。
ボランティアの種類
福祉・医療
高齢者福祉施設での活動や障がい者の支援活動など
教育
キャンプリーダーなどの子どもの野外教育や青少年の他分野のおける育成・教育等
地域社会・まちづくり
地域のお祭りへの参加や運営協力等
文化・芸術
美術館や博物館での案内や企画運営、資料整理、事務補助や地域へのアート活動協力
国際協力・交流
各地域の国際交流主催イベントの運営や日本語教師、通訳、ホームステイの受け入れ等
動物愛護
犬猫の里親捜しやその関連業務、犬猫など動物の世話等
環境
街やビーチなどのクリーンアップ活動、自然保護、農作業等
この他にも様々なボランティアがあります。