大学院 GRADUATE SCHOOL

修士課程について

修士課程の目的

本学大学院は、美術、デザイン、芸術情報及びメディア・コンテンツに関する理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め又高度の専門性が求められる職業を担うため、深い学識及び卓越した能力を培い文化の進展に寄与することを目的とする。修士課程は、造形・デザイン又はメディア・コンテンツの専攻分野において広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。

修士課程の組織

本課程は、造形デザイン専攻ならびにメディア・コンテンツ専攻を設置している。造形デザイン専攻は、ブランドコミュニケーションデザイン、ビジュアルアート&デザイン、ファッションアート&デザイン、プロダクト&インテリアデザイン 建築&都市デザイン、芸術情報 基礎造形を研究対象とし、メディア・コンテンツ専攻は、メディア・コンテンツを研究対象とする。

履修方法

  • 1.修了要件は、論及び表現研究12単位(*)、自主テーマによる研究20単位を選択必修、合計32単位。
  • 2.各年度の初めにその年度に履修する科目について、履修登録をしておかなければならない。履修登録の申請は、指導教員の押印が必要である。
  • 3.各年度の終わりには、研究概要報告書を期日までに学務課に提出しなければならない。この報告書には指導教員の押印が必要である。
  • 4.指導教員は入学後の早い時期に、学生の希望もできるだけ取り入れて決定される。その後、修士課程の修了まで指導教員は変更されない。(特別な事情が有る場合はこの限りではない)
  • 5.修士課程の修了にあたっては、修士論文を提出し、その審査を受けなければならない。
  • 6.修士論文には、標題、序文、本文、文献表が必要である。標題としては論文内容を最も適切に表わすものを選ぶ。序文は、本文の内容を簡潔にまとめ、諸結果が、論文筆者によって得られたものではあるか否かという点についても明確に書く。本文は、適当に章や節に分け、できるだけ省略せずに丁寧に書く。特に、独自に得られた結果については細部まで省略せずに書くことが望ましい。文献表には、論文のもとになった研究において、あるいは論文執筆にあたって、参考にした文献の中から特に関係の深いものや重要なものを選んで書く。
  • 7.提出された修士論文は、本学図書館において保管されているので、必要に応じて閲覧することができる。
授業科目 履修年次 単位数
論及び表現研究 1 12(*)
自主テーマによる研究 2 20
修士課程修了のための要件 32単位以上

※専修免許状の取得希望者は、所定の科目より24単位以上の履修が必要です。

修了の要件及び学位授与名称

修士課程の修了要件は、当該課程に2年以上在学し、別表Ⅰ(シラバス参照)に定める所要の授業科目について12単位以上及び必要な研究指導を受けたうえ、修士論文等の審査及び最終試験に合格することによる20単位の合計32単位以上を修得することとする。前述の場合において、あらかじめ主任指導教員の承認を受けているときは、特定の課題についての研究の成果の審査をもって論文等の審査に代えることができる。

  • (1)メディア・造形研究科 修士課程 メディア・コンテンツ専攻:修士(メディア・コンテンツ)
    又は修士(学術)