大学院 GRADUATE SCHOOL

博士課程(後期)について

博士課程(後期)の目的

本学大学院は、美術、デザイン、芸術情報及びメディア・コンテンツに関する理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め又高度の専門性が求められる職業を担うため、深い学識及び卓越した能力を培い文化の進展に寄与することを目的とする。博士課程(後期)は、造形・デザインの専攻分野において研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。

博士課程(後期)の組織

ブランドコミュニケーションデザイン、ビジュアルアート&デザイン、ファッションアート&デザイン、プロダクト&インテリアデザイン 建築&都市デザイン、芸術情報 基礎造形を研究対象とする。

履修方法

  • 1.修了要件は、必修科目の総合造形計画研究2単位と、専攻分野の理論研究・表現研究8単位を選択必修、合計10単位並びに博士論文を提出しなければならない。
  • 2.博士論文を提出し、その審査を受けなければならない。
  • 3.博士課程(後期)の3年間の主な目的は、博士論文の完成である。博士論文作成への過程として授業である、その指導形態は修士課程よりもさらに自由度が増え、指導教員によっても一様ではない。いずれにせよ、定期的に指導教員のもとで文献を読み、与えられた、または自ら設定した研究課題について、各自の学習したこと、考えたことを指導教員に発表し、これに対するコメントや指示を受けて、これを再び自身の研究に生かす、という繰り返しとなる。
研究科目 履修年次 単位数
総合造形計画研究 1 2
理論研究・表現研究 1又は2 8
博士課程修了のための要件 10単位以上
博士論文(制作作品を含む)の提出

修了の要件及び学位授与名称

博士課程(後期)の修了要件は、当該課程に3年以上在学し、別表Ⅱ(シラバス参照)に定める所要の授業科目について10単位以上修得し、かつ必要な指導研究を受けたうえ、博士論文の審査及び最終試験に合格することとする。博士論文は理論研究の成果と表現研究の成果との総合とする。 課程を修了した者については、当該課程に応じて授与する学位は次のとおりとする。
メディア・造形研究科 博士課程(後期):博士(芸術学)又は博士(学術)