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大学からのメッセージ
宝塚大学は、「芸術と科学の協調」を建学の精神とし、1987年(昭和62年)、芸術系大学として宝塚造形芸術大学を開学、2010年(平成22年)、看護学部の開設とともに大学名を“宝塚大学”とし、“「芸術」と「看護」の宝塚大学”として、看護学部(大阪市北区)、東京メディア芸術学部(東京都新宿区)の2学部3キャンパスを擁しています。
芸術と看護は一見、別なもののように見えますが、これらは共に人間の気持ちに癒しを与え、人間を開放していく行為であります。
本学看護学部のカリキュラムでは、教養科目や看護の専門科目の中に、芸術や伝統文化に関する科目を多く開講しています。
芸術と看護の二つの分野をもつ本学での学びは、学生が本来持っている可能性と創造性を引き出し、開花させて、心に働きかけるという医療の本質を見失わない看護教育であると思っております。
これからの看護師には「状況を分析し、他人に論理的に説明し、情報を批判的に捉える能力、さまざまな分野の知識をつなぎ合わせて、問題解決に導いていく能力」が求められます。
答えが一つではないことに、どう対応していけるか、どう状況を切り開いていくか、どう問題解決していけるか、そういった能力が求められています。
東京メディア芸術学部は、新宿という我が国を代表する都心に位置し、メディア芸術を集約し、情報化によって生まれる「新しい職業」に適した、「新しい教育」を実践する大学であります。
1年次には、クリエイターを目指す皆さんに、この引き出しを多く持ってもらえるように、専門分野の枠を超えて、メディア芸術の基本的な知識と技術を身に付けられるカリキュラムを用意しています。
本学では、学生の思いと個性を尊重しながら、一人ひとりに寄り添った教育を行い、学生一人ひとりの、「こういう仕事がしたい・関わっていきたい」という漠然とした夢を、「なりたい職業」へと具体的な目標に繋げていきます。
夢は誰でも見ることはでき、時間は誰にも平等に与えられます。夢を実現できる人と、そうでない人の違いは、夢を目標に変え、目標に向かって計画的に時間を使ったかどうかです。
答えが一つではないことに、どう対応していけるか、どう状況を切り開いていくか、どう問題解決していけるか、そういった能力が求められています。
本学での4年間で、学生一人ひとりが自立した大人へと成長していくことを願っています。
宝塚大学 学長
山川 正信
