学科 ACADEMICS

プロダクトデザイン研究室PRODUCT DESIGN

社会に求められる製品(モノ)を企画開発(コト)し、機能的かつ美しいデザインを生み出す力を養います。


社会のニーズ、流通をふまえ、たくさんの人に受け入れられるデザインを創造する。

プロダクトデザインと他の領域の最も大きな違いは、「モノ(物)やコト(事)をデザインする」ことを目的としている点にあります。オリジナリティやアイデアなど創造性も求められますが、それ以上に「何が求められているのか」という現実性が重視される世界。プロダクトデザインを学ぶうえで、この2つのバランス感覚を養うことがとても重要となります。授業では、まずモノの成り立ちや形を知り、感覚を研ぎ澄ませます。さらに、いま流通しているデザインや価格、製造方法といった情報を収集し、分析するトレーニングを行います。そうして、自分の創造するデザインはどんなマーケットで、どういう戦略で、商品として何故、必要とされるのか、自分なりの答えを生みだしていきます。
こうした難しさの一方で、自分がデザインしたものを何万人もの人が使ってくれるという喜びは他では得ることができません。世の中のあらゆることに興味を持ち、自分らしさを構築しながら、プロダクトデザインを生み出す素地を4年間で養ってください。