学科 ACADEMICS

写真研究室PHOTOGRAPHY

写真は、いわば世の中を知ることができる「窓」。その「窓」を大きくするために、さまざまな角度から多彩なジャンルの専門分野を学びます。


「写真」とは、世の中を知る道具。写真を学ぶことで、この世の中を見る力を養う。

写真研究室のテーマは、「世界」との向き合い方、世の中を理解するために「シーンと出会う力」を育むことにあります。写真は被写体あってこその芸術。陶芸で被写体を自らの手で生み出し、被写体と一体となることを体験する授業も開講しています。そうすることで最良のライティングや角度を考える思考力が培われるだけでなく、それらを活かすためのプリンティング技術や表現法、見せ方を同時に学ぶことができるからです。課題は自由度が高いものが多いですね。自由であるほど自分でテーマを掘り下げる必要があります。課題を通して広い視野や応用力を身につけるよう指導しています。
写真を学ぶためには専門分野だけでなく他分野に興味を持つことも大切です。その点、本学では幅広くアートが学べる。まさにベストな環境といえるのではないでしょうか。作品展やコンペにも積極的に出品し、2013年にはアジア各国の大学と共同で写真展を開催しました。「写真を使って世界に発信する」その世界を広げる人間力を、ここで養ってほしいですね。