学科 ACADEMICS

アニメーション研究室ANIMATION

表現方法や制作手法など、日本と世界のアニメーション作品を研究。自分のイメージを具体化するために必要な知識や能力を身につけます。


なぜ動いて見えるのか。アニメーションの仕組みや構造を理解し、観る人に感動を与える作品をつくりあげる。

本研究室の目的は、アニメーションやモーショングラフィックスの基本となる「絵や写真などを動かす方法」を学ぶことにあります。アニメーション制作に欠かせない「動き」を軸に、その仕組みや構造を理解し作画や企画、編集といった技法と知識をあらゆる角度から研究。幅広く表現できる力を身につけます。基礎から応用までを4年かけて学ぶ中で、自ら企画したアニメーションを年間を通じ制作する課題も。「絵を動かす」という作業は根気と時間が必要ですが、授業では個々の学生に合ったメソッドを取り入れ楽しんで課題に取り組めるよう工夫しています。
卒業後はアニメや映像、ゲーム業界などに進む学生が中心ですが、ここで学んだ技術は、必ず何かを表現するうえでの礎となります。アニメーションだけに留まらず多方面で活躍できる実力を備えた人材をめざしてほしいと思います。ここは、学生自らが「考え」「つくり」「発信する」場所。作品づくりを通じて、表現者に必要なこの3つの力を伸ばしていきましょう。