教育職員免許課程の履修方法
教育職員免許課程(教職課程)
教育職員免許法で定められている教員の職に就こうとする者のための課程(以下「教職課程」という)として、中学校及び高等学校の教員免許状を取得するための教職課程を文部科学省から認定を受けて開設しています。
教員を志望する学生が免許状を取得するためには、教職課程に関する科目の他に当然ながら卒業要件となる科目の全てを履修しなければならず、一般学生に比較して履修科目が多く、一層の努力が必要となります。教育者となる自覚と責任をもって臨むことが要求されるのです。
免許状
本学において教職課程を履修し取得することができる資格及び免許状の種類は以下のとおりです。
学部・学科 | 免許状の種類 |
---|---|
造形芸術学部 制作力創造学科(旧アート・デザイン学科) |
中学校教諭一種免許状(美術) |
高等学校教諭一種免許状(美術) | |
高等学校教諭一種免許状(工芸) |
履修方法
- 対象:
本学教職課程(美術ならびに工芸)は、造形芸術学部制作力創造学科(旧アート・デザイン学科)を対象としています。 - コース:
教職に関する科目(美術)は①中学校教諭免許状・高等学校教諭免許状取得コースと②高等学校教諭免許状取得コースに分かれ、①②コースとも1年次から開講されます。※工芸は②のみです。 一度選択したコースは学年中途で変更することができません。 - 履修手続:
- 教職課程履修者は、指定期間内に「履修願」を提出してください。
- 教職課程履修者は、所定の検査方法による基準値を満たした麻疹(はしか)の抗体検査結果票を添付のうえ、所定の履修料を所定の期日までに納入してください。
- 履修条件:
- 教職課程履修者は、学則第28条の2に定める科目(次表参照)を履修し、それぞれ所定の単位を修得しなければならない。
- 教職課程に関する科目は教育実習事前・事後指導及び教育実習を除くすべての科目を3年次修了までに履修しなければならない。
取得コース別 教職(必修)の開講授業科目 年次配当表【2010年度生以降対象】
<美術免許>
造形芸術学部 制作力創造学科(旧アート・デザイン学科)
中学校教諭免許状・高等学校教諭免許状 取得コース
年次 | 教職に関する科目 | 単位 |
---|---|---|
1年 | 教育学概論 道徳教育の研究 教育心理学 特別活動論 |
2 2 2 2 |
2年 | 教育課程編成論 視聴覚教育法 生徒指導の研究 教育相談 |
2 2 2 2 |
3年 | 教育制度論 美術科教育法Ⅰ 教師像の探求 美術科教育法Ⅱ |
2 2 2 2 |
4年 | 教育実習事前・事後指導 教育実習Ⅰ 教育実習Ⅱ 教職実践演習 |
1 2 2 2 |
合計 | 17科目 | 31 |
<美術免許>
造形芸術学部 制作力創造学科(旧アート・デザイン学科)
高等学校教諭免許状 取得コース
年次 | 教職に関する科目 | 単位 |
---|---|---|
1年 | 教育学概論 教育心理学 特別活動論 |
2 2 2 |
2年 | 教育課程編成論 視聴覚教育法 生徒指導の研究 教育相談 |
2 2 2 2 |
3年 | 教育制度論 美術科教育法Ⅰ 教師像の探求 |
2 2 2 |
4年 | 教育実習事前・事後指導 教育実習Ⅰ 教職実践演習 |
1 2 2 |
合計 | 14科目 | 25 |
注1: | 法学(生活の中の法律I)、体育実技Ia又はIb又はIIa又はIIb(2科目)、英会話Ia又はIb又はIIa又はIIb(2科目)とコンピュータグラフィックスの各2単位(計8単位)は必ず取得のこと |
注2: | 中学校教諭・高等学校教諭免許状取得コースは、以上の他3年次において特別支援学校2日間、社会福祉施設5日間(計7日間)の介護等体験実習の履修が義務づけられている |
取得コース別 教職(必修)の開講授業科目 年次配当表【2013年度生以降対象】
<美術免許>
造形芸術学部 制作力創造学科(旧アート・デザイン学科)
中学校教諭免許状・高等学校教諭免許状 取得コース
年次 | 教職に関する科目 | 単位 |
---|---|---|
1年 | 教職概論 教育学概論 道徳教育の研究(中学校教諭免許状) 教育心理学 特別活動論 教育課程編成論 |
2 2 2 2 2 2 |
2年 | 視聴覚教育法 生徒指導の研究 教育相談 |
2 2 2 |
3年 | 美術科教育法Ⅰ 美術科教育法Ⅱ(中学校教諭免許状) 教育制度論 |
2 2 2 |
4年 | 教育実習事前・事後指導 教育実習Ⅰ 教育実習Ⅱ 教職実践演習 |
1 2 2 2 |
合計 | 16科目 | 31 |
<工芸免許>
造形芸術学部 制作力創造学科(旧アート・デザイン学科)
高等学校教諭免許状 取得コース
年次 | 教職に関する科目 | 単位 |
---|---|---|
1年 | 教職概論 教育学概論 教育心理学 特別活動論 教育課程編成論 |
2 2 2 2 2 |
2年 | 教育方法の理論と実践 生徒指導論 教育相談 |
2 2 2 |
3年 | 教育制度論 工芸科教育法Ⅰ 工芸科教育法Ⅱ |
2 2 2 |
4年 | 教育実習事前・事後指導 教育実習Ⅰ 教職実践演習 |
1 2 2 |
合計 | 14科目 | 27 |
注1: | 法学(日本国憲法Ⅰ)、体育実技IaIb、英会話Ia又はIb又はIIa又はIIb(2科目)とコンピュータ基礎の各2単位(計8単位)は必ず取得のこと |
注2: | 中学校教諭・高等学校教諭免許状取得コースは、以上の他3年次において特別支援学校2日間、社会福祉施設5日間(計7日間)の介護等体験実習の履修が義務づけられている |