過去のお知らせ

新着情報

2018年6月14日

桜木晃彦教授が監修した絵本『ながいながい骨の旅』が、「作品賞」を受賞

20180614103015.jpgのサムネイル画像

桜木晃彦教授が監修を担当した絵本『ながいながい骨の旅』(文:松田素子、絵:川上和生)が、一般社団法人日本子どもの本研究会「第2回作品賞」を受賞いたしました。


2017年2月24日に講談社から発売されたこの絵本は、地球のはじまりから人類が誕生する進化の中で、骨ができるまでの過程を描いた作品です。

解剖学と美術を結びつけた「美術解剖学」に取り組み、この分野の第一人者である桜木教授は、本学で人体解剖学関連の授業を担当しています。

日本子どもの本研究会は、1967年に児童図書の研究を行い、その普及と向上をはかる目的で設立されました。読書教育の実践と研究、機関誌「子どもの本棚」の編集発行、その他の出版物の刊行、講演会・講習会の開催など、各種の事業を行っています。

ながいながい骨の旅

・文   :松田 素子

・絵   :川上 和生

・監修  :桜木 晃彦・群馬県立自然史博物館

・発売日 :2017年02月24日

・価格  :1,800円(税別)

・ISBN  :978-4-06-219475-4

・判型  :B12取

・ページ数:36ページ

・Webサイト:一般社団法人日本子どもの本研究会

・内容紹介:

私たちは、体の中に海をもって生きています。私たちのとおい祖先は、海の中で生まれました。海を出て、陸上で生きるようになったいまも、私たちは故郷の海を必要としています。体の中の"骨"は、そのために大切な役割をはたしているのです。


桜木 晃彦

解剖学者。東京大学理学部生物学科人類学課程卒業。博士(医学)。

著作:『CGクリエーターのための人体解剖学』『自分の骨のこと知ってますか』 他