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2017年9月 1日

【学部設立10周年記念】一流女性クリエイターによる、女性クリエイターのための、業界キャリアアップ講座

学部設立10周年を記念して、8月8日に開催したオープンキャンパスでは一流女性クリエイターによる、女性クリエイターのための、業界キャリアアップ講座を実施いたしました。

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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』キャラクターデザイン・総作画監督の西位輝実さんと、『キラキラ☆プリキュアアラモード』キャラクターデザインの井野真理恵さんによるトークセッションの様子をご紹介いたします。


西位：幼少期からとにかく楽しく絵を描いていました！　当時はエヴァンゲリオンの黄金期で、高校卒業も絵の道を選んでアニメーターになりました。

井野：私は当初、絵を仕事にすることは考えてなくて。でも「アニメを学んで何かできることがあるのなら」と思って自分を信じて進学しました。

西位：絵はコミュニケーションツールなんですね。最終的にはお客さんに届けるものですし、周りの人に見てもらうのが１番上達の近道。

井野：私は一人でずっと描いていたなぁ。高校に入ってから絵が好きなことが周りに広まって、友達から頼まれて描くようにもなりました。

西位：ジョジョの現場には多くの女性が働いています。かっこいい男の絵は、女が描きたいみたい。女性で良かったと思ったのは、男同士の体育会のような仕事のノリから抜けられたことかもしれません。

井野：それはありますよね。

西位：これからクリエイターを目指す人には、英語を使えるようになっておくといいですね。アニメ文化は海外でも人気なので、これから海外での仕事が増えてきます。

井野：私はオーディションでキャラクターデザインの役職を勝ち取りました。女の子はチャンスが来ても「私なんて...」と断ってしまうことが多い気がします。ダメ出しに屈せず、やりたいことがあるのなら、いつでも飛び出せるように準備しておくのが大切ですよ。

西位:女性ならではのスキルを活かして、これから業界を引っ張っていけるような女性クリエイターがたくさん出てくるといいですね！

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⇒【学部設立10周年記念】『君の名は。』作画監督 安藤雅司氏の講義