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2016年7月20日

全国芸術系大学コンソーシアムに参画

 全国の国公私立44の芸術系大学が、我が国の芸術文化の振興、芸術活動の実践、人材育成などのため、大学の枠を超えた連携・協力を行うことを目的とした「全国芸術系大学コンソーシアム」(会長:澤和樹東京藝術大学長)が、2016年7月19日(火)に設立され、宝塚大学も参画しました。芸術分野全般の大学が連携し、全国的なコンソーシアム組織を設立することは前例がなく、先駆的な試みとなります。今後、文部科学省や文化庁などの関係機関とも連携しつつ、様々な活動を展開することとなります。

 設立総会は東京藝術大学(東京都台東区上野公園12-8)で開催され、日本全国に所在する大学の学長等が参加し、規約の制定、加盟大学の承認、今後の活動方針などが話し合われました。宝塚大学からも、山口義久副学長、北見隆東京メディア芸術学部長、渡邉哲意メディア芸術学科長補佐らが出席し、加盟大学の関係者と親睦を深めつつ、今後の連携について活発な議論が行われました。

 

■参加大学(国立4・公立8・私立32)

秋田公立美術大学、筑波大学、文星芸術大学、尚美学園大学、東邦音楽大学、武蔵野

音楽大学、東京藝術大学、上野学園大学、国立音楽大学、女子美術大学、多摩美術大学、東京音楽大学、東京工芸大学、東京造形大学、桐朋学園大学、日本大学芸術学部、文化学園大学、武蔵野美術大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東海大学大学院芸術学研究科、横浜美術大学、長岡造形大学、金沢美術工芸大学、常葉大学造形学部、愛知県立芸術大学、名古屋市立大学芸術工学部、名古屋音楽大学、名古屋芸術大学、京都市立芸術大学、京都精華大学、京都美術工芸大学、京都工芸繊維大学、立命館大学映像学部、大阪成蹊大学、大手前大学、神戸芸術工科大学、宝塚大学、岡山県立大学、エリザベト音楽大学、東亜大学芸術学部、佐賀大学芸術地域デザイン学部、平成音楽大学、沖縄県立芸術大学

 

今後の展望

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されるため、スポーツのみならず、様々な文化イベントが展開されます。まずはこういったイベントに、加盟大学が主体的・積極的に取り組むことを予定しています。また、文化イベントの運営だけではなく、大学間で連携し、共同教育プログラムの開発や、教職員の研修、交流を一層推進することを企図しています。