宝塚大学

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2023年03月23日NEW

2023年度新型コロナウイルス感染症対処方針

2023年3月23日
宝塚大学新型コロナウイルス感染症対策本部

 今般、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けの変更が国の対策会議で決定され、5月8日より季節性インフルエンザと同等の5類へ移行します。本学では学生、教職員のみならず保護者や大学関係者を含めた皆さまが安全安心に過ごすことを最優先に考えつつコロナへの対応の見直しを段階的に進めて参ります。
 2023年度開始にあたっては、新型コロナウイルス感染症をめぐる感染状況や国等における対処方針を踏まえ、第一段階として5月7日までの本学の対処方針を以下のように定めます。(5月8日以降の対応方針については今後改めてお知らせします)
 新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向にはありますが、感染の終息の目途は立っておりません。現時点においても基本的な感染予防対策が重要であることに変わりはありません。引き続き皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

1. 基本的な感染予防対策(学生・教職員を含む全ての方へ)
 継続して「三つの密の回避」「人と人との距離の確保」「手洗い等の手指衛生」「効果的な換気」を実施します。
(1)検温の実施
 大阪梅田キャンパスの学生については毎朝起床時に検温を実施し、検温結果の体温アプリでへの登録を必須とします。東京新宿キャンパスではキャンパス入口での検温を継続します。
(2)手洗い消毒の遵守
 エレベータ・トイレ・教室など共用箇所の使用前後に手指を消毒すること。
(3)教室など密になりやすい場所における換気の徹底。
 外気取入れ式の空調、空気清浄機による換気を行います。またCO2測定器などを用い二酸化炭素濃度のチェックを行います。窓が開閉できる教室では窓やドアを開けて換気を行ってください。
(4)学内での飲食時の予防対策の徹底。
 食事の前後には手洗いを行うこと。飛沫を飛ばすような大声での会話や距離を取らない向い合せでの会食を避けること。
(5)アクリル板の設置について
 大阪梅田キャンパスにおいてはアクリル板の設置は現状維持とし、使用を継続します。東京新宿キャンパスでは、必要と認めた場合は担当教員の判断で設置します。
(6)マスク着用について
 東京新宿キャンパスでは、基本は学生・教職員の自己判断とします。但し、サークル活動などの課外活動で他者との距離を十分に確保できないおそれがある企画等については、マスク着用を推奨する場合があります。なお、通学・通勤時に通勤ラッシュ等で混雑した電車やバスを利用する場合など、人と人との距離の確保が困難な状況においては着用を求めます。
 大阪梅田キャンパスは学外実習等を伴う看護学部・助産学専攻科の学生が学ぶキャンパスです。学修活動等において医療機関や高齢者施設等を訪問することも想定されるため、大阪梅田キャンパスにおいては引続きマスク必須とします。(フェイスシールドについてもグループワーク等の授業時には着用とします)

2. 感染者及び濃厚接触者になった時の対応( 学生 の皆さまへ)
(1)感染者となった場合
① 感染拡大防止の観点から、速やかに電話、電子メール又はFormsにより次の事項について所属する学部の事務部へ報告すること。(登校はしないこと。緊急を要するにも関わらず事務部に連絡が取れない時はチューターやゼミ担当教員に連絡すること)
・診断日、受診した医療機関
・診断日前1ヶ月以内における外国への渡航歴の有無(期間・国名・都市名)
・行動履歴等
 a)発熱及び咳などの呼吸器症状が現れた日
 b)授業等への出席状況、本学の関係者との接触状況等 日時ごとの学内における行動
 c)現在の状況、今後の見通し等についての医師等の所見
② 医療機関において新型コロナウイルスに感染していると診断された場合は、登校停止とする。
③ なお、以下に該当する場合も登校停止とする。
・風邪の症状や37.5度の発熱がある場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
④ 登校停止により欠席した授業等の取扱い
・出席停止により欠席した授業等については、学生の不利益とならないよう、代替措置により適切な配慮を行う。
・療養解除基準:
 a)症状がある場合(人工呼吸器等による治療を行った場合を除く) 発症日を起点(0日目)として7日間が経過し、かつ症状軽快後24時間経過した場合には8日目から解除とする。 但し、10日間が経過するまでは、感染リスクが残存することから、検温など自身による健康状態の確認や、高齢者等ハイリスク者との接触、ハイリスク施設への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等、自主的な感染予防行動の徹底を行うこと。
 b) 症状がない場合 陽性が確定した検体の採取日を起点(0日目)として7日間が経過したのちの解除とする。但し、10日間が経過するまでは自身による健康状態の確認を行い、併せて感染リスクの高い行動等を回避すること。
・解除後の登校に際し医師による証明等は求めない。
(2)濃厚接触者として特定された場合
① 保健所によって濃厚接触者と判断された場合は、所属する学部事務部へ連絡すること。
② 保健所の判断が遅く、自身で濃厚接触者でないかと不安を感じる場合は、大学に相談すること。(※ 下記「濃厚接触者とは」の箇所を参照のこと)
③ 当該学生は登校禁止とする。
④ 自宅待機期間:保健所の指示に従うが、保健所の指示がない場合は、原則として感染者と最後に接触した日の翌日から5日間とする(同居家族の感染に伴う濃厚接触者については、感染者の発症日もしくは感染対策を講じた日の遅いほうから5日間)。但し、7日間が経過するまでは自身による健康状態の確認を行い、併せて感染リスクの高い行動等を回避すること。
⑤ この間、自宅待機中に授業を欠席した場合は、「(1)感染者となった場合」に準じる。
⑥ 家族や同居者に風邪の症状や37.5度の発熱が続く場合は、登校を自粛すること。その場合も、出席面での配慮を行う。

※ 濃厚接触者とは、 陽性者と、発症日の2日前から療養が終了するまでの期間(※※症状のない陽性者では「検体を採取した日の2日前から療養が終了するまでの期間」)に接触があった者のことをいう。接触と見なされる条件としては原則的には以下のような状況ではあるが、感染状況や各地域の実情に応じて判断される。
 □陽性者と同居している人
 □陽性者と長時間の接触があった人
 ・マスクなしで陽性者と1m以内で15分以上接触があった場合(マスクなしの会話、会話をしながらの飲食。下宿や車内、カラオケ、ホテル同室等閉鎖空間で1時間以上の接触)
 □適切な感染防護なしに陽性者を看護又は介護していた人  など

3. 感染者及び濃厚接触者になった時の対応( 教職員 の皆さまへ)
(1)感染者となった場合
① 感染拡大防止の観点から、速やかに電話、電子メール又はFormsにより次の事項について上長へ報告すること。(出勤はしないこと)
・診断日、受診した医療機関
・診断日前1ヶ月以内における外国への渡航歴の有無(期間・国名・都市名)
・行動履歴等
 a)発熱及び咳などの呼吸器症状が現れた日
 b)学内での勤務状況、本学の関係者との接触状況等 日時ごとの学内における行動
 c)現在の状況、今後の見通し等についての医師等の所見
② 医療機関において新型コロナウイルスに感染していると診断された場合は、出勤停止とする。
③ なお、以下に該当する場合も、教職員の健康と学内感染防止を最優先するが、出勤をどうするかについては医師の判断を仰ぐとともに上長に相談すること。
・風邪の症状や37.5度の発熱がある場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
・療養解除基準:「2. 感染者及び濃厚接触者になった時の対応(対象者:学生)」に準ずる。(「登校」は「出勤」に置き換えるものとする)
(2)濃厚接触者として特定された場合
① 保健所によって濃厚接触者と判断された場合は、上長へ連絡すること。
② 保健所の判断が遅く、自身で濃厚接触者でないかと不安を感じる場合は、上長に相談すること。(※ 前出の「濃厚接触者とは」の箇所を参照のこと)
③ 当該の教職員は出勤停止とする。
④ 自宅待機期間:「2. 感染者及び濃厚接触者になった時の対応(対象者:学生)」に準ずる。
⑤ 家族や同居者に風邪の症状や37.5度の発熱が続く場合、大学機能の維持の観点も踏まえて、出勤について上長と相談すること。

4. 授業等教育活動(学生の皆さまへ)
〇 授業形態については、基本的には対面授業としますが、必要に応じてオンライン授業を併用することがあります。
〇 テストについて、感染者及び濃厚接触者となって受験が困難な時は、後日に診断書等の提出を求めます。
〇 感染者および濃厚接触者となった学生については、不利にならないように追試等で対応します。
〇 看護の実習については、基本的には臨地実習ですが、実習先と協議をして実施方法をきめます。一部、中止を求められた実習については、学内実習やオンライン実習に切り替えます。なお、看護学実習及び助産学実習に際して実習先の医療施設等の要請により学生に対してPCR検査等を求める場合があります。

5. 経済的支援・心のケア・学修支援などの学生支援(学生の皆さまへ)
 宝塚大学ではコロナ禍のもと家計の急変等の経済的理由によって学業を断念することがないよう授業料減免や奨学金の制度を整備しており、国においても学生支援機構の育英制度が整備されています。また、オンライン授業の円滑な受講のために、PCやWi-Fi等のサポートを行います。
 これまでコロナ禍のもとで、大学の仲間や先生との交流が途絶えがちになってきました。そのため、気軽に悩みを相談したり、分からないことを聞いたりすることが難しいという声を聞きます。心の悩み・学修のこと・オンライン授業のこと・家庭のこと・人間関係のこと・就職進路のこと、大学生活に関するあらゆることについて、宝塚大学は学生の声に真摯に耳を傾け、一緒に問題を解決することを基本姿勢としています。学生は一人で抱え込まず、チューター(看護学部)・ゼミ担当(東京メディア芸術学部)や授業担当の先生方・学部事務部はもちろんですが、そのほかにも下記の大学の諸機関に相談してみましょう。

 〇 学生相談室(カウンセラーの専門家が対応します)
 〇 学修支援室・学生支援室(学修面・学業の継続・授業等の悩みを解決できるように支援します)
 〇 キャリア支援室・就職支援室(就活の支援をします)
 〇 保健・衛生管理室(大阪梅田キャンパス・健康面での支援をします)
 〇 留学生センター(東京新宿キャンパス・留学生の学修と生活の両面の支援をします) 

以上