News&Topics

新着情報

2012年9月29日

《公開市民講座》"崔洋一が選ぶ、この25年間の映画ベスト・テン―映画は世界を語る"を開催いたしました。

2012年9月17日(月・祝)、13:00から、宝塚キャンパスアートヒルホールにおいて、本学特任教授

崔洋一監督による公開市民講座"崔洋一が選ぶこの25年間の映画ベストテン"を開催いたしました。

宝塚大学創立25周年に合わせて、テーマを「崔洋一が選ぶこの25年間の映画ベストテン」とし、

洋邦、ジャンルを問わず、時代や世界を反映する代表的映画を順位関係なく、崔先生が10作品を選出しました。

_HM_6765.jpg

 震災や原発問題に触れながらエネルギッシュな時代と地方とを描いた「フラガール」をトップに、古きよき

日本の姿ともののけの神秘性を子供映画というフィルターを通して描いた「となりのトトロ」、強烈な暴力表現で

極端ともいえる人の情を描いた「HANA-BI」と日本映画から3作品を選び、現在の日本映画界全体への批判も

込めつつ熱弁をふるいました。

外国映画からは「ミリオンダラー・ベイビー」「ロード・オブ・ザ・リング」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

「ダークナイト」の4作品を選出。宗教問題や安楽死問題を軸にアメリカが抱える問題を浮き彫りにした

「ミリオンダラー・ベイビー」、ファンタジーの世界を圧倒的な特撮技術で具現化した「ロード・オブ・ザ・

リング」、崔先生も号泣したというチェコ移民の親子を描いた感動作「ダンサー・イン・ザ・ダーク」、

正義と悪=英雄と悪漢という単純な構図ではないと疑問を投げかけた「ダークナイト」など、どの作品も

アメリカを中心に大ヒットした映画ではあるものの、それぞれの監督の作家性が色濃く出た作品であり、

単なる娯楽作品とは言い切れないと説明されました。

_HM_6743.jpg

アジア映画から「紅いコーリャン」と「JSA」の2作品を選出。「紅いコーリャン」は中国映画を、「JSA」は

韓国映画を世界中に知らしめた作品であり、アジア特有の色使いや国際問題に切り込んだ非常に

意義のある作品であると解説されました。

最後に選んだのは「スラムドッグ$ミリオネア」。イギリス人監督がインド人を起用してインドを舞台とした

映画で、ある意味で国境を打ち破った作りであることを力説されました。監督であるダニー・ボイルは

ロンドン・オリンピックの開会式、閉会式の演出を担当した人物であり、まさに世界がひとつになることを

願うというコンセプトがそのまま形となっているのではないかと話されました。

10作品はどれも単なる感動作や娯楽作、衝撃作といった作りの映画ではなく、その時代、社会、思想など

多くのメッセージを含んでいます。

_HM_6776.jpg

ラストにルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」をBGMに『世界は素晴らしい。みなさん、この

素晴らしい世界へようこそ。』と話をまとめられました。

 

崔洋一特任教授が選ぶ、この25年間のベスト10作品:

「フラガール」「となりのトトロ」「HANA-BI」「ミリオンダラー・ベイビー」

「ロード・オブ・ザ・リング」 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ダークナイト」「紅いコーリャン」

「JSA」「スラムドッグ$ミリオネア」



ページの先頭へ


宝塚大学
宝塚キャンパス 造形芸術学部
〒665-0803 宝塚市花屋敷つつじガ丘7番27号
TEL.072-756-1231 FAX.072-758-7869
東京 新宿キャンパス 東京メディア芸術学部
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目11番1号
TEL.03-3367-3411 FAX.03-3367-6761
大阪 梅田キャンパス 看護学部
〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田1丁目13番16号
TEL.06-6376-0853 FAX.06-6373-4829

Copyright © 2011 Takarazuka University. All Rights Reserved.