学部長あいさつ

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  • 川村順一
  • 東京メディア・コンテンツ学部長 川村順一

デジタル技術の発達とネット環境の急速な普及で、フィルムの映画や紙で流通する小説やマンガなどが急速に電子化され、パソコンやゲーム機、新世代携帯電話機などの電子機器のコンテンツとして、広く急速に消費者の手に届くようになっています。このような環境の中で、デジタル技術が予測もしなかった分野にまで応用され、さらに、それらが相互に共有されることで、今までにないコンテンツが生み出され、ビジネスモデル化もされています。これは、過去の知識や経験則だけでは計りしれない可能性の現出とも言えます。一方でそれは、企業などの送り手と消費者などの受け手という関係性をも、急激に崩していると言っても過言ではありません。

東京メディア・コンテンツ学部は、「新たなコンテンツの可能性を発見する」という視座に立って、マンガ、アニメーション、映画、ゲーム、イラストレーションを学ぶ学生たちが、それぞれ関連知識と表現技術を習得しつつ、互いに協力しています。さらには、教員及び外部企業やプロフェッショナルとの連携の仕組みづくりを通じ、刻々と変化するコンテンツのビジネス環境のなかで作品制作のノウハウを実践する場でありたいと考えています。

PROFILE
  • 早稲田大学法学部卒業。編集者、美術家、写真家、空間プロデューサーとして活躍後、1988年、株式会社ナムコに入社し、『鉄拳』『ソウルエッジ』などのゲームをプロデュース。
    2003年からは株式会社デジタルスケープでゲームや人材育成に取り組む。『ソウルエッジ』オープニングムービーは、1997年マルチメディアグランプリ・優秀人物賞、1998年メディア芸術祭・大賞受賞。
    ゲームコースでは、ゲーム産業論、ゲームビジネス研究、企画発想法とプレゼンテーションなどを担当。なお、学外では、今年10月に日本で開催される国際的CG展示イベント「ASIAGRAPH in TOKYO」ではオブザーバー及びCGアートギャラリーのプロデューサーを勤めるなどの活動もしている。
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